一柳慧「ピアノ・メディア」!!

だいたい1週間遅れで、録画してあった「クラシック音楽館」を見ている。先週の日曜日は、ブロムシュテッドの最終回だった。シューベルトで一気に若返ったブロムシュテッドは、3番目のプログラムで、ますます元気になっている感じがした。この日のプログラ…

ついに「三秀」でビール

今日は、Run友のUさんと、「女川まで走って行って、『三秀(さんしゅう)』で焼肉飯を食べながらビールを飲む」を実行に移す日であった。幸い、日中の最高気温が18℃まで上がると予想された穏やかな晴天である。 朝9時に、石巻駅の裏でUさんと待ち合…

驚愕のワールドカップ

こんなタイトルを付ければ、天の邪鬼な平居も、さすがに日本がドイツに勝ったともなると、人並みに驚き熱狂するのだな、と思う人も多いであろう。確かに、私は日本・ドイツ戦を最初から最後まで、1秒も目をそらさずに見ていて、試合が終わった時にはそれな…

金子みすゞの娘!?

先週の土曜日(11月19日)、毎日新聞で上村ふさえという人の訃報を目にした。95歳で亡くなっている。全然知らない名前なのだが、「童謡詩人・金子みすゞの長女」という言葉が目に入った。えっ!?金子みすゞって結婚してたんだっけか?私は軽く驚いた。…

COP27閉会・・・戦争と環境

COP27が閉会した。発展途上国が気候変動によって受けた損害を補償するための基金創設が合意された「歴史的」な会となった、という報道も目にしたが、こと温暖化にブレーキをかけるということに関しては、ほとんど何の進展もなかったように見える。基金…

今日は松山町

2~3年に一度、同じようなことを言っているので、気恥ずかしくて書く気にならなかったのだが、9月からまたダイエットに取り組んでいる。今春異動して自転車10分の楽々通勤になった上、職場で「ご隠居さん」扱いを受けているので、ぶよぶよ太ってきたの…

ウソつきは泥棒の始まり

29兆円を超える政府の物価高騰対策案はいよいよ国会審議となる。案が出た先月の末、新聞各紙の社説は、こぞって財政規律をどうするのだ、と批判していた。まったく同感だ。借金ばかりでお金のない日本が、特に燃料価格なんて下がる要素が何もないのに、見…

老人をよみがえらせる若者の力

日曜日に録画してあった、ヘルベルト・ブロムシュテッド指揮、N響第1966回定期演奏会の映像を、昨晩、ようやく見ることができた。その前の週にもブロムシュテッドを見て、そのあまりにも老いた姿にショックを受けたことは既に書いた。それでも、おそら…

欠席連絡のあり方

先週の土曜日、大阪で、親が子供を車に乗せたまま保育所に預けるのを忘れ、車内に放置された子供が熱中症で死ぬという事故が起こった。車はワゴン車らしい。いくら大きい車とは言っても、しょせん4畳半一間にもならない狭いスペースである。子供を下ろして…

クジラは美味い!!

週末、遠路はるばる名古屋から、友人D君が私の還暦を祝うために来てくれた。別に祝賀会とか誕生会とかをやるのに招待した、というのではない。自らの気持ちで、素敵なプレゼントを持ってわざわざ来てくれたのである。何ともありがたい話である。 D君は、言…

100年で「古典」?

先日、「古典」とは何か?みたいな話を書いた(→こちら)。その話を国語の秋季大会という所でした時、分科会がすっかり終わってから、某氏が私の所に来て、「平居さんは、何年経てば古典と評価していいと思いますか?」と尋ねた。私は、「作者が死んでから1…

もったいない魔法瓶

我が家には1台のポット(魔法瓶と言った方がイメージに合う)がある。上の部分を押すと、空気圧の作用で蛇口のような所からお湯が出てくる、いわば第2世代とも言うべき古い魔法瓶だ(第1世代は、傾けてお湯を出すやつ=私の定義)。何しろ、消費エネルギ…

初・天王星!!

昨日は、皆既月食と天王星食が大きな話題になった。中学3年生の時から天体望遠鏡に親しみ、高校時代は天文物理部にも籍を置いていた私は、今でも宇宙論や天文現象に強い関心を持っている。皆既月食は、昨年の5月26日にもあった。あまりにも平凡な天体シ…

生き物の哀しさ

2週間前の日曜日、Eテレの「クラシック音楽館」という番組の最後の部分を見たら、次回予告として、ブロムシュテッド指揮のマーラー交響曲第9番を放送するという短い映像が映し出された。 衝撃的だった。そこに映っていたブロムシュテッドは、昨年までとは…

ハロウィーンの事故

韓国の李泰院(イデウォン)で、あまりにも密になりすぎたために、150人を超える人々が死んでから、早くも1週間が経過した。18㎡(3.2m×5.7mの路地)に300人が積み重なるように倒れていたという。特別広いわけでもない我が家に、2500人…

この作品はなぜ「古典」になれたのか?

国語の秋季大会に関する様々な話は抜きにして、古典分科会で私が話したことの中心部分だけを書いておくことにする。(微修正あり。文章体で。) 私にとっては当たり前のことが、人にとっては当たり前でないと感じることがよくある。学校でカリキュラムについ…

山本周五郎と『樅の木は残った』

(今日は文化祭の代休。昨日の続き。) 「樅の木」の足下に、山本周五郎の文学碑がある。字は夫人の手によるものらしい。 「雪はしだいに激しくなり、樅の木の枝が白くなった。空に向かって伸びているその枝々は、いま雪を衣て凜と力づよく、昏れかかる光の…

船岡城址公園

昨日は、宮城県高等学校国語研究秋季大会というものがあって、宮城県の南の方、大河原(おおがわら)町にある大河原商業高校という所に行っていた。学校を一日空けようと思うと、仕事のやりくりが面倒なので、出張にはできるだけ行かないようにしているのだ…

秋の一日に素人の「能」

昨日は、仙台まで素人の「能」の発表会を見に行っていた。例の「上田君」(→こちら)が、「能はつまらん」とぼやく私に、素人の能を見ると、プロの能のすばらしさがよく分かり、能も面白くなりますよ、みたいなことを言うので、誘われるままに行ったのである…

とりあえず復活!ラボ

昨日は、ラボ・トーク・セッション第23回を開催した。なんと、2020年2月以来、約2年半ぶりである(→前回の記事)。 2020年4月に第23回を開催する予定で、講師も決まり、チラシも作って宣伝を始めていた矢先、コロナ対策による全国一斉休校と…

欧米思想に毒された私?

昨日の夕方、暗くなってから帰宅したら、我が家の沖にたくさんの船の灯りが見えていた。漁り火かな、と思ったほどである。今朝、起きてみたら、おそらく2000~4000トンくらいの小型タンカーを中心とする商用船がたくさん停泊している。台風の時など…

新習近平体制について

第20回中国共産党大会が終わった。周知のとおり、習近平がほぼ独裁体制を確立させた。総書記が最も強い力を持つのは当然だが、その最も近くにいて、大きな権限を持つのが政治局常務委員会の6人である。習近平は、それを完全にイエスマンで固めたという。…

いざ箟岳山

Run友のUさんが、県内で行われる某マラソン大会に出ると言う。ならば、夕刻、打ち上げでもしますか、ということになった。私はレースに出ない。参加費を払うのがバカバカしいからである。5000円前後の参加費なんか払わなくても、世の中には走ってい…

国力の低下

円安が止まらない。毎日1円くらいずつ値を下げる。アメリカとの金利の差が主要因とされていたが、ドルに対する価値の低下が、他のどの国の通貨と比べても際立っているらしく、原因は金利だけではない、国力そのものの低下なのだ、ということをほとんど毎日…

志賀直哉の「身勝手」

志賀直哉の「城の崎にて」について2回書く、と書いて、実際に「逆接」「晦渋」と書いたのだが、蛇足ながら3回目を書く。 「城の崎にて」は、総論的な段落の後に、蜂、ねずみ、いもりといった生き物に関する段落を置き、それぞれのなかで生死の問題を少しず…

宗教法人よりも政治家の問題

旧統一教会(面倒なので、以下「旧」省略)についての動きが慌ただしい。支持率の低下に危機感を感じてか、首相は、ついに宗教法人法に基づく調査権を行使し、実態の解明に乗り出すと言い始めた。 おいおい待てよ、と私なんかは思う。世の中の人々(特に政府…

末廣誠と仙台ニューフィル

一昨日、先週の土曜日は、勤務先の高校の文化祭だった。ところが、何しろいまだにコロナ禍である。事前に申請した生徒保護者だけ入場を認めるという「内覧会」方式をとって、公開時間も短く、慰労会の類もなかった。そこで私は、これ幸いと早々に学校を抜け…

志賀直哉の「晦渋」

「城の崎にて」で、私が最も分かりにくいと感じるのは、のどに串を刺されたネズミが逃げ回っているのを見て、死に至るまでの苦しみ、死ぬまで生きるために必死の活動をしなければならないことへの恐怖について語る段落の最後の部分である。 「またそれが今来…

志賀直哉の「逆接」

志賀直哉(1883~1971年)、特に「城の崎にて」について思うところを書く(おそらく2回連載)。「論」というほどのものではない。授業に関わる、いわば実務的なことである。 志賀直哉は決して評価の低い作家ではない。なにより、死後半世紀を経て、…

節エネ策・・・絶対評価を併用せよ

止めればいいのに、付け焼き刃のばらまき政策であるガソリン補助金は、またまた延長らしい。加えて、電気にも何らかの「負担軽減策」を実施するという話が出ている。具体的な内容はまだ明らかでないが、いずれ補助金ということになるだろう。 私は、ガソリン…