意味不明だけどワクワク!

今朝の新聞各紙は、京都大学の望月新一教授が「ABC予想」の証明に成功したことが確認され、近く発行される論文雑誌にその論文が掲載される旨大きく報道していた。 望月氏が証明に成功したという話は、私が知っている範囲でも、既に3年ほど前に査読未了で…

年度の始まりに当たって(学年主任談)

我が家でさえ桜が開花したくらいである。塩釜神社では、名残の梅も含めて、既に花が咲き誇っている、という感じだ。 さて、今日から新学期。私の勤務先の近くでも新型肺炎の感染者が出、仙台市内ではクラスターも発生したし、大崎市では医師が感染し、しかも…

私たちのメンツはつぶれたか?

先月末、突如の休校により、今年度の「学年だより」が2月28日を以て終刊となったことについて記事を書いた(→「図らずも終刊」)。ところが、当初の休校措置要請が3月24日までだったことから、30日の離任式は予定通り行う、それに先だって終業式も実…

あまりにも早すぎる!

昨日は、会議も文書の締め切りもない、仕事の上で空白の一日だった。休暇を取り、他校の登山部顧問と3人で、蔵王に酒を飲みに行くことにした。今回泊まるのは、仙台一高井戸沢小屋ではなく、東北学院大学TGヒュッテ。井戸沢小屋から井戸沢を挟んでほぼ向…

東京五輪の延期について

今日、宮城県の七ヶ浜町で肺炎の感染者が出たらしい。七ヶ浜というのは、私が勤務する塩釜の隣町で、私の勤務先から自転車でも15分か20分の所である。少し(少しだけ)身近な話になってきた。 学校では、昨日から部活解禁の通知が来て生徒が来始め、24…

あっぱれ、シンガポールの教育

世の中(特に政治)で起こっていることがあまりにも下らないので、最近、あまり社会的な問題に触れていない。ちょっと2月29日の朝日新聞記事に触れておこう。「多事奏論」というコーナーで、書いているのは編集委員の山脇岳志氏。見出しは「シンガポール…

修学旅行に向けて・・・平居の勉強会

今日は本当なら終業式。もちろん例の肺炎騒ぎで中止。のはずだったが、それはあんまりだということで、来週の月曜日、もともと離任式が予定されていたのだが、それと抱き合わせで実施することになった。 3月は、以前書いたとおり、入試業務の日が多くて、休…

聖火到着

肺炎については呑気な発言を繰り返してきた私であるが、イタリアやイランのニュースを見ていると驚く。特に、テレビでイタリアの教会内にずらりと棺が並んでるのを見た時には、いかにも「伝染病」というものの力を見せつけられた気がして、背筋が冷たくなっ…

肺炎禍ののどかな週末

先週末は、家族で鳴子温泉に行っていた。なにしろ、子どもたちは学校がなく、少年野球も休止である。家の中がのんびり落ち着いていていいなぁ、とも思うが、彼らなりにストレスもあるようだ。加えて、旅行キャンセルや自粛という動きの中で、宿泊施設は厳し…

インフルエンザと肺炎

今日は3月13日。今年、東日本大震災の発生した日に記事を書かなかったのは、書かなかったことの意味を考えてもらうとけっこう。日頃、このページを開いてくれている方には分かるだろう。ちなみに、震災について私がどのように考えるか気になるという人は…

高校野球はどうなる?

昨日、プロ野球がペナントレースの開始を約1ヶ月遅らせるという決定をした。今日は、首相がイベントの開催自粛を10日間延長するようにとの要請を発表した。大相撲は既に、無観客で春場所を開催している。 明日は、高野連が選抜高校野球実施についての結論…

美しき老人の姿

先週の水曜日が高校入試で、今日までひたすら採点をしていた。あみだくじで分担を決める時、不幸にして「小説」を引いてしまった。小説はぬらりくらりとしていてとらえどころがなく、生徒の作文力の問題もあって、とにかく判断に困る場合が多いのである。案…

ウグイスの初鳴き

今朝、ウグイスの初鳴きを確認した。気付いたのは私だ。「ケキョ」と一声。私が、「あっ、聞こえた?ウグイス鳴いたよ。」と家族に言うと、みんな聞こえなかったらしく、疑わしい目で私を見る。年取って、耳までおかしくなってきたんじゃない?という表情だ…

道路の付け替え工事

一昨日、我が家のポストに「国道108号石巻河南道路の計画に関する第2回アンケートのお願い」という郵便が入っていた(なぜか、今日また同じものが入っていた???)。「タウンプラス」というもので、一定地域全ての世帯に配っているようだ。「第2回」…

石田秀実さんのこと

先日、我が家の書架で本を探していて、探していたのとは違う1冊の本に目が止まった。『気・流れる身体』(平河出版社、1987年)という本だ。著者は石田秀実さん。私が学生時代、研究室の助手だった方である。出版された時期も、ちょうど私が大学院前期…

立派な建物よりも対話

先週の土曜日、友人の紹介で、東北大学農学部の見学に行った。参加したのは、高校教員5名。 かつて仙台市の中心部から徒歩30くらいの平坦地にあった農学部は、何かの都合で、2年ほど前に郊外・青葉山という所に移転した。理学部と工学部の間、宮城教育大…

肺炎と戦争

塩釜神社では先週の金曜日に、子福桜が花を開いた。河津桜が先に咲くだろうと思って気にしていたのだが、そちらは今にも咲かんばかりにつぼみが膨らんではいるが、まだ開花には至らない。七曲坂の上の入口脇にある桜は木曜日に花を開いたのだが、何という種…

行き着く先の「一斉休校」

周知の通り、2月27日の夕方6時に、首相が突然、全国の小中高校の休校要請を出した。「要請」であって「命令」ではないのだから、私の勤務先も含めて多くの県、市町村の学校がまさかそんな強引なことをするわけがない、と一瞬思ったが、いやいや、首相が…

図らずも終刊

(2月28日付け「学年だより№40」より) 先週土曜日の新聞で、右のような訃報が目に止まった(ブログ用の注:2月22日河北新報の池田正穂氏訃報貼付。そこに、事件の概略も書かれているので、以下は記事にない点についての補足)。諸君は「第五福竜丸…

優れた建築 古さが風格に・・・「声の交差点」

2月2日に「物を大切に使う文化を!・・・県美術館移転について」という一文を書いた(→こちら)。昨秋、県美術館移転の話がにわかに出てきて以来、私は「もったいない、もったいない」と思い続けてきた。当然、同じような考えを持つ人はたくさんいるだろう…

今年も川渡温泉へ

この2日間、川渡(かわたび)温泉で開かれた教職員組合の教育研究集会(教研)「冬の教育講座」というのに出席していた。以前は、子どもも連れて家族旅行を兼ねていたのに、昨年は娘が来なくなり、そして遂に今年は息子も「家にいる」と言い出した。家族旅…

モットー or スローガン?

月曜日、東京オリンピックの「モットー」なるものが発表された。「United by Emotion」というのだそうだ。オリンピックの公式ホームページによれば、「大会モットーとは、大会ビジョンを研ぎ澄まし、大会の主催者が世界と共有したいアイデアやコンセプトの本…

休日が多すぎる

どこの学校でも同様だと思うが、私の勤務先でも今、来年度の予定表というのを作っている。なかなか大変な作業だ。 3年生は、生徒が選択した進路に応じて、多忙のピークが異なる。私の勤務先のように大学進学も就職もいるという学校は大変だ。多忙のピークが…

世の中とはそういうもの

(2月17日付け「学年だより№39」より②) 【可能性を感じた学年集会・・・】 学年集会で1年間を振り返るのに、「パネルディスカッション」の形はどう?という案が出た時には、パネラーになってくれる生徒がいるだろうか?という心配をしていた。ところ…

富士山の標高はエベレストの2倍

(2月17日付け「学年だより№39」より①) 新型肺炎の勢いが止まらない。発生源とされる中国・武漢は、中国の近代史(日本との関係も)を考える上ではとても重要な町だ。私も、自分の学問との関係で、わずか数日ながら訪ねたことがある。その時世話になっ…

イスラム世界の香りの文化・・・ラボ第22回

昨晩は、「ラボ・トーク・セッション」第22回であった(→出発点)。今回の講師は文化人類学者の縄田浩志・秋田大学教授(正式には特別貢献教授!=特に大きな学問的業績を上げてきた教授を、期限付きで特別待遇にするもの)、演題は「イスラーム世界の香り…

永遠に遠い南極(2)

学校長が書く推薦書にも、たくさんの注文(お願い)をした。校長は、「今回で最後ね」とさんざん念を押しながらも、要望をよく聞いてくれた。私がこれだけは必ず書いて欲しい、とお願いしたのは、現行の制度によると、あと8年間常勤で学校にいることが出来…

永遠に遠い南極(1)

一昨年の春、私が南極観測隊の「教員派遣プログラム」に応募した顛末を連載した(→こちら)。その時は自信満々。南極に行く前=何も見ていない、体験していない時点で作るという得体の知れない授業案がどう評価されるかは不安だったし、自分というものをアピ…

自力でハードルを越えよ

(2月10日付け「学年だより№38」より②) 【自力でハードルを越えよ】 考査なんて「勉強」のごく一部でしかないので、そのことを分かってもらうためにもあまり大騒ぎをしないようにしているのだが、今年度最後ということなので、少し思うところを書いて…

少雪の蔵王

(2月10日付け「学年だより№38」より①・・・ただし、スペースの都合でかなり限られたことしかかけなかったので、こちらは本来書きたかった形で書く。実際の「学年だより」とは相当異なるがご容赦を。) 少し真冬らしい気候となった週末、蔵王に行ってい…