2019-07-07から1日間の記事一覧

「一つのメルヘン」(3)

この詩には、文体の問題もある。「~でありました」「~でした」という丁寧語は、独特の雰囲気を作り出している。この事に言及する人は意外に少ない。音楽性の創出(岡井隆)、物語性(指導書)といったあたりを見出すことができるだけである。 私は二つの可…