日常

動きながら考える

(2020年7月9日付け「学年だより№53」より②) 【ちょっと悲しいスタディ・サポート】 早くも結果が帰ってきた。個人シートは近日中に渡す。私は各自のデータも含めて、真っ先に目を通させてもらった。あまりほめられることはない。まずは次のデータ…

金閣焼失70年

(2020年7月9日付け「学年だより№53」より①) いかにも梅雨らしい天気が続いている。もっとも「梅雨らしい」などと呑気なことを言っていられるのは幸せなことで、九州はたいへんなことになっている。しかも、今やそれが年中行事。昨年もまったく同じ…

USJには行きません

(6月30日付け「学年だより№52」より②) 【みんなで USJに行くことはありません】 修学旅行について、現時点で新型コロナウィルスとの関係でどのように考えているかという保護者アンケートを行った。校長が保護者の意向を聞きたいと言って実施したも…

井上ひさしの作文教室

(6月30日付け「学年だより№52」より①) 日曜日の新聞(河北)で左のような訃報(注:ミルトン・グレイザー氏91歳のもの)を見つけた。今や世界中に氾濫する「I❤○○」というデザインは、あまりにもシンプルであるが故に、ほとんど自然発生的に生まれ…

「夢」を問い直す

(6月23日付け「学年だより№51」より②) 【「夢」を問い直す】 今年度第1回の進路希望調査の結果は、両学科を合わせて次の通り。 就職62名 進学292名 (注:ブログでは詳細省略 就職希望者の少なさ=進学希望者の多さが際立った学年である。特に…

新鮮!!『零の発見』

毎日の通勤に使っている電車は、高校が授業を再開した6月1日以降、だんだん混むようになってきたが、大学がまだ授業を始めていないらしく、石巻で座るのに困るという状態ではない。本当に助かる。 毎日、乗っているのはほぼ同じ顔ぶれだ。だからと言って、…

おいおい、しっかりしてくれ

(5月26日付「学年だより」№47より②) 水曜日に2年生普通科を対象にメールを配信した。「課題は22日締め切りですよ。ただし、某組の古典学習課題集は、指示ミスがあったので2回目の登校日でも受け付けますよ」という内容のものだ。 「ミス」という…

あらゆる場面で「主体性」を鍛える

(5月19日付け「学年だより№46」より②) 【生活の全てで「主体性」を鍛える】 〈エピソード1〉落とし物らしき教科書が届いた。名前は書いてある。電話をかけようとする担任に、私は「そんなことする必要ないよ」と言った。〈エピソード2〉メーリング…

ゴミ箱は昇降口

今日は登校日だった。とは言え、奇数クラスのみで、しかも、午前が出席番号奇数、午後が偶数という超変則形。昨日は一斉に教室の消毒で、今日も、午前と午後の間に消毒。アルコールが手に入らないのか、次亜塩素酸の希釈液を使うので、椅子や机の塗料が剥げ…

すさむ心について

授業のない(=生徒が来ない)学校で何をしているのか?と言われれば、答えに窮するのだが、なんだか疲れる。会議はほとんど毎日ある。会議で最も頻繁に耳にする言葉は「今のところは」だ。「おそらく」「かも知れません」「だろうと思います」といった表現…

うちの生徒、私たちのセンセ

新型肺炎による休業期間が、5月末まで延長されたのを受けて、昨日、2回目の課題を送付した。元々、5月6日までが休校期間だった。それが開けてから1週間経ち、今頃課題を送るの?といぶかしむ声もあるかも知れないが、何しろ5月5日には5月10日まで…

久しぶりの牧山、または潔癖を恐れる

皮肉なもので、みだりに出歩いてはならないと言われたゴールデンウィークは天候に恵まれた。昨夜から今朝にかけて、やや強い雨が降り、今日は一日曇っていたが、それ以外はいかにも春らしい好天だった。 昨日も気持ちよく晴れ上がり、我が家の居間から見る新…

今日は「本物」です

5月6日まで休校といっていたと思ったら、我が宮城県知事が、いっそのこと9月から仕切り直しだ、などということを言い出した。えっ?!8月末まで休校が続くの?と思っていたら、なぜか5月10日まで延長という通知が来た。では11日から始まるかと言え…

これをいかんせん、これをいかんせん・・・

(2020年4月20日付け「学年だより№43」より②) 【これをいかんせん、これをいかんせんと言わざる者は、我これをいかんともすることなきのみ】 課題や学校からの注意などは、同封の文書を見てくれればよい。特に、課題の指示については、「早とちり…

これも朝令暮改を表す

今日付けで「学年だより№43」を出した。しかし、読んだ生徒はまだいない。と言うのも、15日に登校日を設けて課題を配る予定だったのだが、8日の欠席者数があまりにも多かったこともあり、急遽郵送することになった。17日までに各学年でレターパックに…

パチンコ店の営業自粛

梅はほとんど散ってしまったが、我が家の桜は満開。水仙も満開。青い海を背景に美しい。このところ天気もよく、春分を過ぎて日の出も早いので、5時半からという我が家の早い朝食時でも、外の景色を存分に楽しむことができる。加えてホーホケキョ。いいなぁ…

失意の新学期

新学期を迎える準備を着々と整えていた4月6日、宮城県は県立高校の休校措置を4月14日まで延長することを発表した。8日の始業式や入学式は、やり方を再検討した上実施してもよい、と言う。え~~~っ!それまで会議や準備はいったい何だったの? とは言…

私たちのメンツはつぶれたか?

先月末、突如の休校により、今年度の「学年だより」が2月28日を以て終刊となったことについて記事を書いた(→「図らずも終刊」)。ところが、当初の休校措置要請が3月24日までだったことから、30日の離任式は予定通り行う、それに先だって終業式も実…

あまりにも早すぎる!

昨日は、会議も文書の締め切りもない、仕事の上で空白の一日だった。休暇を取り、他校の登山部顧問と3人で、蔵王に酒を飲みに行くことにした。今回泊まるのは、仙台一高井戸沢小屋ではなく、東北学院大学TGヒュッテ。井戸沢小屋から井戸沢を挟んでほぼ向…

修学旅行に向けて・・・平居の勉強会

今日は本当なら終業式。もちろん例の肺炎騒ぎで中止。のはずだったが、それはあんまりだということで、来週の月曜日、もともと離任式が予定されていたのだが、それと抱き合わせで実施することになった。 3月は、以前書いたとおり、入試業務の日が多くて、休…

聖火到着

肺炎については呑気な発言を繰り返してきた私であるが、イタリアやイランのニュースを見ていると驚く。特に、テレビでイタリアの教会内にずらりと棺が並んでるのを見た時には、いかにも「伝染病」というものの力を見せつけられた気がして、背筋が冷たくなっ…

インフルエンザと肺炎

今日は3月13日。今年、東日本大震災の発生した日に記事を書かなかったのは、書かなかったことの意味を考えてもらうとけっこう。日頃、このページを開いてくれている方には分かるだろう。ちなみに、震災について私がどのように考えるか気になるという人は…

美しき老人の姿

先週の水曜日が高校入試で、今日までひたすら採点をしていた。あみだくじで分担を決める時、不幸にして「小説」を引いてしまった。小説はぬらりくらりとしていてとらえどころがなく、生徒の作文力の問題もあって、とにかく判断に困る場合が多いのである。案…

立派な建物よりも対話

先週の土曜日、友人の紹介で、東北大学農学部の見学に行った。参加したのは、高校教員5名。 かつて仙台市の中心部から徒歩30分くらいの平坦地にあった農学部は、何かの都合で、2年ほど前に郊外・青葉山という所に移転した。理学部と工学部の間、宮城教育…

今年も川渡温泉へ

この2日間、川渡(かわたび)温泉で開かれた教職員組合の教育研究集会(教研)「冬の教育講座」というのに出席していた。以前は、子どもも連れて家族旅行を兼ねていたのに、昨年は娘が来なくなり、そして遂に今年は息子も「家にいる」と言い出した。家族旅…

モットー or スローガン?

月曜日、東京オリンピックの「モットー」なるものが発表された。「United by Emotion」というのだそうだ。オリンピックの公式ホームページによれば、「大会モットーとは、大会ビジョンを研ぎ澄まし、大会の主催者が世界と共有したいアイデアやコンセプトの本…

休日が多すぎる

どこの学校でも同様だと思うが、私の勤務先でも今、来年度の予定表というのを作っている。なかなか大変な作業だ。 3年生は、生徒が選択した進路に応じて、多忙のピークが異なる。私の勤務先のように大学進学も就職もいるという学校は大変だ。多忙のピークが…

世の中とはそういうもの

(2月17日付け「学年だより№39」より②) 【可能性を感じた学年集会・・・】 学年集会で1年間を振り返るのに、「パネルディスカッション」の形はどう?という案が出た時には、パネラーになってくれる生徒がいるだろうか?という心配をしていた。ところ…

富士山の標高はエベレストの2倍

(2月17日付け「学年だより№39」より①) 新型肺炎の勢いが止まらない。発生源とされる中国・武漢は、中国の近代史(日本との関係も)を考える上ではとても重要な町だ。私も、自分の学問との関係で、わずか数日ながら訪ねたことがある。その時世話になっ…

永遠に遠い南極(2)

学校長が書く推薦書にも、たくさんの注文(お願い)をした。校長は、「今回で最後ね」とさんざん念を押しながらも、要望をよく聞いてくれた。私がこれだけは必ず書いて欲しい、とお願いしたのは、現行の制度によると、あと8年間常勤で学校にいることが出来…