日常

スマホがあれば・・・?

(2023年11月9日付け「担任のお話」№25より①) 4連休もあっという間に終わってしまった。私は、高文連東部支部の総合文化祭などもあって、決して本当の4連休ではなく、あわただしい4日間を過ごした。その間、なんと言っても私個人にとってのメイ…

方言学はどこへ向かうか?

私は、11月2日が文化祭の代休だったので、4連休であった。しかし、それもあっという間におしまい。しかも、今日は、第6回宮城県高文連東部支部総合文化祭というのがあって、私も係の1人だったため、お仕事であった。東部支部というのは、多賀城、塩釜…

見たぞ「ほやマン」

昨日、「さよなら ほやマン」が全国で一斉に公開された。私は薄情だから、人にも呼びかけておいて自分は仙台ニューフィルに行った、のではない。今日、石巻の映画館で監督と出演者による舞台挨拶が予定されていたので、それに合わせて映画館に行ったのである…

ZI-PANGと「それゆけ(笑)ほやマン」

大気の状態が不安定だとかで、強いにわか雨も心配されているが、とりあえず、今のところは気持ちのいい秋晴れが広がっている。午前中、例によって牧山に走りに行った。これまた例によって、せっかく気持ちのよい秋山なのに、人にはほとんど会わなかった。今…

情報リテラシー

(10月26日付け「担任のお話」№24より) ブログ用の補足:私はいつも、冒頭に、学校生活とはさほど関係がないような400~600字程度のエッセイ風の文章を置く。今回も決して例外ではないのだが、少し違う。裏面に10月12日付けの読売新聞「ス…

スダチのジャム

素晴らしい秋晴れの中、久しぶりで牧山に走りに行った。先月の30日以来、約3週間ぶりだ。週末に新人大会や文化祭といったイベントがあったり、雨が降ったりして、これだけ間が空いてしまった。 最近、東北では熊の被害が多発している。昔は、ツキノワグマ…

学びのモチベーション

(2023年10月19日「担任のお話」№23より) 10月ももはや後半。石工祭が行われた14日は、我が家の「初日の出」であった。と書けば、「なんじゃそれ?」という話だが、事情は以下の通り。 言うまでもなく、太陽が現れる場所は、季節とともに変化…

アナログの終焉・・・ファックス原稿用紙のこと

今年、1年生のクラス担任になってから、例のごとく学級通信を出し始めたのだが、当初は以前の様式とほとんど同じで、手書きではないものを発行していた(→参考記事)。ところが、いろいろと感じるところ、思うところあって、5月末からは手書きに戻した。以…

工場見学大好き!!

(2023年10月22日「担任のお話」№22より②) 解説:10月5日(木)、私が担任をしている機械科1年生は、恒例の工場見学に行った。科の行事なのだが、なぜかクラスの正副担任も行くことになっている。行ったのは、石巻市北村にある東北電子工業北…

答案用紙の余白から・・・

(2023年10月22日「担任のお話」№22より①) 先週、始業式に先立って行われた表彰式。ステージに上がった8人のうち4人がこのクラスだった。なんとなく気分がよい。考査前は欠席続出だったが、それも一段落。順調で成果の得られる毎日になるとよい…

6分の1が終了

(2023年10月2日「担任のお話」№22より) 諸君が秋休みだった先月の29日は、いわゆる「中秋の名月」であった。石巻では天気に恵まれ、素晴らしい月を見ることができた。やはり、空気の澄んだ秋の月は美しい。 実は、その日は私の誕生日でもあった…

意味は後から決まる

(2023年9月22日「担任のお話」№20より) 冒頭に9月21日付け「河北春秋」(河北新報のコラム)を貼り付け。以下、それを受けての文章。 そうそう、昨日は宮澤賢治の命日であった。毎年必ずこの日には、花巻市の「雨ニモ負ケズ」碑の前で、賢治祭…

知識を役に立てられない

(2023年9月14日「担任のお話」№19より) (ブログのために:既に書いたことの焼き直しだったり、内部の問題だったりして、ここに紹介するほどの記事はないのだが、「今週もちゃんと出していました」という証拠として、少しだけ引用しておく。以下…

ロボコン

台風明けの今日は仙台に行っていた。話題のジャズフェスではない。県工業高校(県工)でロボコンが行われたのだ。 昨日の放課後、機械部「ロボコン」班に所属する私のクラスの某生徒が、「先生、今日の放課後暇ですか?」と言ってやって来た。生徒に「暇だよ…

円形脱毛症

(2023年9月7日「担任のお話」№18より) 暑くてからからの毎日が続いていたのに、昨日は一転豪雨(石巻で155.5㎜!!)。以前から、温暖化が進めば気象は極端化すると言われている。昨日の雨が、その現実化の一つでなければいいのだけれど・・・。今…

さよなら ほやマン

昨日の夕方、ひょっこりと2名の卒業生が訪ねて来た。一人は、かつてこのブログにも登場したことがある(→こちら)映像作家・庄司輝秋(42歳)である。 ちょうど10年前に、文化庁の助成を受けて、30分の映画『んで、全部、海さ流した』を作ったが、そ…

「決める」ことの難しさ、大切さ

(2023年8月23日「担任のお話№16」より②) 【「決める」ことの難しさ、大切さ・・・三者面談より①】 もはや1ヶ月以上前のことになるが、ほぼ予定通り、全員と三者面談をすることができた。日頃聞くことのできない話も聞けたし、私としては得るもの…

「休み」は忙しい

(2023年8月23日「担任のお話№16」より①) 気候変動に対して悲観的な私の想像さえ超える暑い夏だ(=現在形)。真夏日にしても熱帯夜にしても、過去の石巻の記録を大幅に更新中である(=現在進行形)。大谷選手のホームラン数でもあるまいし、喜ん…

人の心が変わる瞬間・・・ラボ第28回より

8月も下旬に入ったが、めちゃくちゃに暑い。日中の30℃も、石巻としてはさほど当たり前ではないのだが、夜中に気温が下がらないことの異常さと来たらない。今年の真夏日は既に25日、熱帯夜も15日に及ぶ。どちらも過去の記録(真夏日21日、熱帯夜5日…

暑い石巻で、ぐうたらな毎日

一昨日の夜中、少し雨が降った。おかげで、少し気温が下がった。昨日の石巻は、最高が29.7℃、最低が23.6℃と、8日ぶりで真夏日でも熱帯夜でもない1日になった。とは言っても、涼しくなったと言うほどのものではなく、誤差の範囲みたいなものなのだ…

「絶弦」の体験

紀元前200年頃にまとめられた『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』という本に、琴の名手・伯牙(はくが)と鐘子期(しょうしき)の友情物語が描かれている。夏休み直前、2年生の「言語文化」という授業で、それを勉強した。ごく簡単に内容を書いておくと…

「頑張る」ことの本質

(2023年7月21日付け「担任のお話№15」より) 一昨日、他クラスより1時間多くて余った国語の授業をどうしようかなぁ、と思って、カツオ一本釣りの映像(プロフェッショナル「明神学武」→関連記事)を見てもらった。本物のプロフェッショナルが生ま…

主夫の夏の悩み

昨日、一昨日の2日間は、日本で一番気候がいい、と私が思っている石巻でも暑かった。16日が最高34.2℃、最低23.6℃、17日が最高32.8℃、最低24.7℃である。我が家の中でも、室温計が31℃を超えた。湿度も高く、ぎりぎり熱帯夜でこそないも…

先生、どうやって来たんですか?

(2023年7月12日付け「担任のお話」№14より) 日曜日、石巻市民球場に高校野球の試合〈石工vs県工〉を見に行った。他の種目の大会には行かず、野球だけ特別扱いするのはよくないなぁ、と思うのだが、なんでもかんでも行くわけにも行かず、じゃあど…

能力をフルに使っているか?

大気の状態が不安定らしい。昨日の夕方、石巻は雷雨であった。雷はあまり近くなかったけれども、雨はかなり激しかった。朝になってみれば青空だったが、私が出勤する頃にはまた雨が降り始め、いかにも落ち着かない。 私の勤務先の高校は、今日と明日が体育大…

使わないともったいない

先週末は伊勢へ行っていたので、牧山に走りに行けなかった。今日は少し蒸し暑いが、天気も上々だったので、午後から2週間ぶりに牧山Run。珍しく、30人くらいの団体さんに会った。おかげで蜘蛛の巣にも引っかからず、快適な山走りができた。16時15…

石巻ウィンドファーム

今日は県総体の代休。今年は登山専門部からお呼びがかからなかったので、学校で美術部の相手をしていたのだが、美術部といえども創作活動への意欲はなく、絵のテーマを探すと言い訳しながらスマホをいじるばかりの生徒と一緒にいるのはストレスだった。登山…

すばらしき日本酒

名古屋高裁で、同性婚を認めないことについて違憲判決が出た。憲法第14条と第24条の二つの条文に違反するとしたのは初めてらしい。 私は4年前に、同性婚は認められるべきだという一文を書いたことがある(→こちら)。考えは今でもまったく変わっていな…

「ロス」の寂しさと喜び

石巻地区の高校は、今日と明日が支部総体。そこで私は、美術部の生徒を引率して、サッカーの応援に行っていた。 帰宅したら、沖に蒼鷹丸というFRA(水産教育研究機構)の調査船が停泊しているのが見えた。決して珍しい船ではなく、石巻にもよく寄港するが…

コウナゴが採れない

他愛もない日常の光景を少し書き留めておこう。 先週の金曜日、我が家の沖に生徒を乗せて出港したはずの宮城丸が停泊している、ということを書いた。結局、宮城丸はしばらくそのままの状態を続けた後、日曜日の朝9時ちょうどに、汽笛を何度か鳴らして沖へと…