社会

桜を見る会

石巻の今日の最低気温は-4.7℃、最高気温は-0.1℃。わずかに0.1℃分だけながら真冬日であった。やっと冬だ、という気になる。雪もほんの少しだけ降り、うっすらと白くなった。 一方で、日はずいぶん長くなった。6時15分過ぎに自宅を出る時には、…

物を大切に使う文化を!・・・県美術館移転について

一昨日、「学年だより」の裏面に、宮城県美術館の移転についての新聞記事を貼り付けた旨書いた。生徒が相手のプリントで、生徒には自分で是非を考えて欲しいので、あえて私自身の思いは書かなかった。この場に書くことにしよう。 他県の方にはよく分からない…

四季桜の怪

(1月31日付け「学年だより№37」より①) ほとんど雪というものを見ることなく、1月も今日でおしまい。異常である。 さて、私が愛する塩釜神社の境内では、モミジと入れ替わるように、境内に数本ある四季桜が咲き始め、今も花を付けている。「四季」と…

今年の年賀状から

(1月23日付け「学年だより№35」より①) 私が毎朝訪ねる塩釜神社は、ようやく初詣のための様々な施設が片付けられた。日曜日には、年賀ハガキの抽選があった。お正月もずいぶん遠くなった、という気がする。 さて、年賀ハガキの番号チェックをしながら…

衝撃の年始(イラン編)

奇しくも私は、年末12月16日の「学年だより№31」でイランとアメリカとの歴史的関係に言及した(→こちら)。その際、スペースの都合と、生徒に自分で調べる余地を残すという親心から、なぜアメリカとイランの仲が悪いのか、ということには触れなかった。…

衝撃の年始(C・ゴーン編)

年末年始の報道で、私にとって衝撃的だったのは、おそらく他の多くの人と同じだと思うが、保釈中のカルロス・ゴーン氏が出国(逃亡)に成功したことと、アメリカによるイラン軍司令官の殺害であった。多くの人が言及していることなので、私ごときが付け加え…

少子化の中で哲学

いつぞや書いたことなのだが、私が教員として何をライフワークにしているかといえば、それは生徒に「哲学」を教えるということである。自分の担当教科が何か、ということはさほど問題にはならない。 では、「哲学」とは何かと言えば、「それって本当なの?」…

国家予算を見ながら思う

一昨日、来年度の予算案が閣議決定された。しょせん「閣議決定」に過ぎないのだが、それが「決定」とほとんど、いや、すっかり同じ意味を持つのが最近の日本だ。 総額は「102兆円」という数字が新聞各紙に踊っていたが、正確には102.66兆円なので、…

この親にしてこの子、だろうか?

元農水省事務次官でチェコ大使をも歴任した熊沢某氏が息子を殺したことについての判決が、今週の月曜日に出た。この事件と裁判の経過について、私は、他人事ではないと、かなりの緊張感を持って気にしていた。そういう人は多かったのではないか? 法廷で明ら…

話せば分かる、か?・・・中村哲氏を悼みつつ

医師の中村哲氏が殺された。今手元にないので何という文章だったか確かめられないが、高校現代文の教科書に、氏自身の文章が載っていて、私は中村哲という人物を知った。すごい人だと思った。医師だという共通点があるからかも知れないが、佐久総合病院の故…

大変なのは民主化の先

(12月2日付け「学年だより№28」より①) かれこれ半年間、香港では民主派と呼ばれる学生を中心とした勢力が、共産党一党独裁で強権的な中国政府に対する抗議活動を続けている(って知っているよね?)。ぼんやりと政治的に無反応、熱狂できるのはスポー…

ひどく気弱でお人好しな日本人

このブログの記事は、新聞記事に触発されたものが多い。しかし、それは話のきっかけであったり、情報そのものの価値によるのであって、記事に書かれた意見が「う~ん、なるほど。こんな考え方もあるのかぁ」と私をうならせた結果であることは、さほど多くな…

どうしても「日本史の汚点」だ

安倍政権が、憲政史上最長の域に達した。この事については、既に、マスコミでも多くが語られているが、あまり肯定的な評価にはお目にかかっていない。私も、まったく気が滅入るばかりである。 「現在の利益と将来の利益は矛盾する」というのは、私がしばしば…

恐怖!「鶴の一声」

今週は、火曜日から今日までが定期考査であった。授業がないから楽ちん!とはいかない。考査の前後1~2週間は、日本で一番(と言うのはさすがに大げさか?)暇な高校教員である私でさえ、息つく暇もないくらいに忙しいのである。考査の作問と採点が膨大な…

「役」は「役」でいいではないか

女優・沢尻エリカが、薬物使用の疑いで逮捕された。先月、徳井義実が所得税にかかわる申告漏れで活動自粛に入った。春にはピエール瀧が、やはり薬物使用で逮捕、有罪判決を受けた。共通するのは、NHKの大河ドラマ出演者だということだ。目立つ番組だけに…

新聞大崩壊!?

先週の水曜日、仙台の河北新報本社で行われたNIE(Newspaper in education)の高校部研修会というのに出席した。県内某高校の教諭が、夏に行われたNIE全国大会の報告をし、その後、某全国紙の仙台支局長が「新聞 デジタル化の今」と題した講演を行った…

ベルリンをめぐる思い出

一昨日、「ベルリンの壁崩壊30周年」に触れた「学年だより」の記事を載せた。それに関連して、自分とベルリンの関係(と言うほどのものではないのだが・・・)を少し書いておこう。いろいろと社会的問題を含む話になる。 私は、東西冷戦最中のベルリンに行…

ベルリンの壁崩壊30周年

(11月15日付け「学年だより№26」より①) ○○何周年シリーズ、というわけではないが、先週の土曜日は、「ベルリンの壁」崩壊30周年だった。「ベルリンの壁」とは、昔、東ドイツの中に飛び地として存在していた西ベルリンを封鎖し、東(社会主義体制の…

グリーンランド争奪

アメリカ大統領が、パリ協定からの脱退を表明したことが、それなりに大きなニュースになっている。何を今更、という気がなきにしもあらず。彼は以前から、環境問題には冷淡なのである。と言えば、語弊があるかも知れない。もうかることしか視野に入っていな…

戦争から環境へ

昨秋、大阪から亡父の友人夫妻が私の母の所に遊びに来た。もちろん、私も幼い頃から知っている、世話になった方である。母の他、宮城県在住の旧友と松島に泊まるというので、学校帰りに表敬訪問した。その際、吉田裕『日本軍兵士』(中公新書、2017年)…

教員の専門性

今日の毎日新聞「教育の窓」欄に、「教員を魅力ある職業に」という記事が出た。OECDのシュライヒャー教育・スキル局長が来日して、パネルディスカッションを行ったことに基づく記事だ。 棒グラフが添えられている。「教師の専門性が社会で評価されている…

相変わらずもやもや

我が家では、ほぼ当初の予想どおり、台風によるダメージはほとんどなかった。風雨はそれなりに激しかったが、その音で眠れないということはなかった。しかし、朝起きてみると、眼下に広がる南浜町(建設中の復興祈念公園)が海のようになっていた。防潮堤の…

気付けよ、人間!

台風19号が接近しているという今、自宅にいる。 どうしてこんなことをわざわざ書くかといえば、本当は別の所にいる予定だったからである。毎年10月の第2週末(金~日)は、登山の新人大会なのである。今春、勤務先の学校では山岳部が廃部になったにもか…

世界の若者は動く

(9月30日付け「学年だより№20」より) 9月23日(月)、アメリカ・ニューヨークの国連本部で、「気候行動サミット」という国際会議が開かれた。子ども・若者がテーマだったわけでもないのに、これほど若者が注目を集めた国際会議は珍しい。 本会議で…

京アニの実名報道

京都アニメーションという会社が放火され、35人もの方が亡くなった。遺族の中には公表を望んでいなかった方も多く、亡くなった方の全ての実名が公表されたのが8月2日、すなわち事件の40日後になったということで、公表の是非や時期について議論が尾を…

偉いぞ、東スポ!

9月11日(水)に日刊スポーツのネット配信記事で知った話だが、中日のドラフト1位新人・根尾昂選手ほか1名が、信号機のある横断歩道を渡らず、離れた地点の道路を渡り、それを目撃した市民から球団に連絡があったため、球団が所轄警察署にも届けた上で…

映画「ひろしま」

土曜日が文化祭だった関係で、今日はお休み。 昨日(日曜)、朝から娘と映画「ひろしま」を見た。8月17日にEテレで放映された104分の映画で、見逃していた私に、同僚がDVDの形で貸してくれたものである。 私はこんな映画の存在を知らなかったのだ…

まごころ・・・日韓関係に寄せて

先週の金曜日、毎日新聞で、自民党の石場茂氏が日韓問題について、自身のブログに「我が国が敗戦後、戦争責任と正面から向き合ってこなかったことが多くの問題の根底にあり、様々な形で表面化している」と書いたことが話題になっていた。記事を書いた与良正…

読売からスイス大使!!

今朝の毎日新聞で、読売新聞グループの会長がスイス大使に起用されることが決まった、ということを知った。これは、私にとって驚きである。マスメディア、特に新聞やテレビというのは、権力を監視し、健全な民主主義を機能させることを本分としている、と思…

高校野球とスマホ

プロ野球はペナントレース終盤。高校野球は、甲子園大会が終わったと思ったら、もうU-18の世界大会をやっている。すぐに気になるのは、彼らの授業ってどうなっているんだろう?ということだ。 そもそも、少なくとも日本では夏休みが終わる(東北・北海道…