自然

おめでとう!ほやマン

石巻が-6℃まで下がった先週の火曜日、朝、通勤の途中でスッテ~~ンと転んだ。路面は凍っていたが、完全な平坦地である。なぜ転んだのか分からない。とにかく一瞬にしてひっくり返ってお尻から落ち、その後、後頭部を打った。後頭部はたんこぶさえ出来なか…

再見「ほやマン」&牧山のモミジ

今日は、朝から再び「さよならほやマン」を見に行った(→初めて見た時の記事)。月曜日(13日)、ある人から「ほやマン、今日で終わりなんですね」と言われて驚き、映画館のHPを見てみると、確かに、マンスリースケジュールの13日の所に「上映終了予定…

学びのモチベーション

(2023年10月19日「担任のお話」№23より) 10月ももはや後半。石工祭が行われた14日は、我が家の「初日の出」であった。と書けば、「なんじゃそれ?」という話だが、事情は以下の通り。 言うまでもなく、太陽が現れる場所は、季節とともに変化…

答案用紙の余白から・・・

(2023年10月22日「担任のお話」№22より①) 先週、始業式に先立って行われた表彰式。ステージに上がった8人のうち4人がこのクラスだった。なんとなく気分がよい。考査前は欠席続出だったが、それも一段落。順調で成果の得られる毎日になるとよい…

「思考の肺活量」禍

まったく突然、秋になった。先週の木曜日に気温が急降下したと思ったら、土曜日には湿度も下がり、本当に爽やかな秋になった。1週間前には真夏日で、夜も熱帯夜に近かったのに、昨日の石巻は、最低気温が14.3℃で、平年(15.4℃)さえも下回ったのだ…

「個人」が先です

9月19日である。明日からは下旬。めちゃくちゃに暑い。しかも、湿度が高くてねっとりとした真夏の空気だ。 確かに、9月に入ってから1~3℃気温が下がり、湿度の低い爽やかな日もあった。それでも、昨日までに真夏日が5日、熱帯夜が3晩あった。これを…

自分の身体と親密な議論を重ねる

(2023年8月31日付け「担任のお話」№17より) 今日で8月もおしまい。それでも、まだまだ暑い日は続きそうだ。私が高校時代の瀬戸内とほとんど同じような気候だと思う。 ところで、昨日から今日にかけては満月。なんと、今月2回目である(青くない…

トリチウム放出

福島第1原発から、トリチウムを含む処理水の海洋放出が始まった。 風評被害対策ということが、事前にずいぶん言われたが、風評というのは極めて感情的なものであって、科学的、論理的に説明すれば発生しないというものではあるまい、と私は思っている。また…

「休み」は忙しい

(2023年8月23日「担任のお話№16」より①) 気候変動に対して悲観的な私の想像さえ超える暑い夏だ(=現在形)。真夏日にしても熱帯夜にしても、過去の石巻の記録を大幅に更新中である(=現在進行形)。大谷選手のホームラン数でもあるまいし、喜ん…

人の心が変わる瞬間・・・ラボ第28回より

8月も下旬に入ったが、めちゃくちゃに暑い。日中の30℃も、石巻としてはさほど当たり前ではないのだが、夜中に気温が下がらないことの異常さと来たらない。今年の真夏日は既に25日、熱帯夜も15日に及ぶ。どちらも過去の記録(真夏日21日、熱帯夜5日…

主夫の夏の悩み

昨日、一昨日の2日間は、日本で一番気候がいい、と私が思っている石巻でも暑かった。16日が最高34.2℃、最低23.6℃、17日が最高32.8℃、最低24.7℃である。我が家の中でも、室温計が31℃を超えた。湿度も高く、ぎりぎり熱帯夜でこそないも…

実現すべきは機会の平等

この3日ほど、少し気温は高めながら、空気がからっとしていて、まるで北欧の夏のように快適な日が続いていた。加えて満月。特に一昨日などは、海が金色に光って美しかった。今日になって少し湿度が上がり、日本の夏に近づいた。気温は20℃代の半ばなのだが…

楽して儲かる方法はない

(6月21日「担任のお話」№11より) 今日は夏至。言うまでもなく、昼間の時間が最も長い日だ。 我が家の居間には、元南極越冬隊員である友人からもらった「南極カレンダー」というものが掛けてある。南極の写真が使われているというだけでなく、日付の所…

元に戻る

帯状疱疹(?)でダウンする3日前、仙台に小井土文哉ほかを聴きに行った日から、ずっとお酒を飲んでいない。今日で2週間になった。自分で自分を褒めてあげたい。 ところで、今年私が機械科1年生の担任であること、「担任のお話」とタイトルを変え、デジタ…

奥新川に明るい未来

昨日の河北新報社説は「『奥新川』終焉の危機」というものだった。仙台の市街地から西に約40㎞、作並(さくなみ)温泉の更に奥、広瀬川の源流に奥新川(おくにっかわ)という場所がある。JR仙山線に奥新川という駅があり、深い山の中に直接列車で入るこ…

コウナゴが採れない

他愛もない日常の光景を少し書き留めておこう。 先週の金曜日、我が家の沖に生徒を乗せて出港したはずの宮城丸が停泊している、ということを書いた。結局、宮城丸はしばらくそのままの状態を続けた後、日曜日の朝9時ちょうどに、汽笛を何度か鳴らして沖へと…

マッタンの幸せ

ドタバタと生活していて、更新もできずにいた。この間、先週の金曜日には庭の梅が開花した。水仙の開花にも気付いたが、庭の隅っこの、居間からは見えない水仙で、10輪以上開花していたから、最初の1輪は木曜日以前に開いていたようだ。最初は「ケキョ」…

石巻の春(ウグイスと風)

昨朝、ほんの一声か二声、ウグイスが鳴いた。私が「ウグイス!」と大声を出したら、家族は「本当?」と疑う。また鳴いた。「聞こえた?」「えーっ?パパ、ついに(頭だけでなくて)耳まで悪くなったんじゃない?」・・・ 今朝、またウグイスが鳴いた。まだホ…

初・天王星!!

昨日は、皆既月食と天王星食が大きな話題になった。中学3年生の時から天体望遠鏡に親しみ、高校時代は天文物理部にも籍を置いていた私は、今でも宇宙論や天文現象に強い関心を持っている。皆既月食は、昨年の5月26日にもあった。あまりにも平凡な天体シ…

宇宙とダークマターと命と神

有名な話、「文明は人間を堕落させる」は、30年来の私の口癖である。とにかく、便利なもの、楽をさせてくれるものに対しては、敵意にも近い疑いの目を向けている。便利や楽と引き替えに、人間は固有の能力を退化させていく。 そんな私も、実は、テレビを見…

戦争倫理学

日曜日の毎日新聞「語る」欄に、東京工大教授・真嶋俊造氏への大きなインタビュー記事が載った。「戦争倫理学」の専門家らしい。記事によれば、戦争倫理学とは、戦争がなぜ悪なのかを倫理学的視点で考える学問である。へぇ!驚いた。戦争がなぜ悪かは、倫理…

立ち枯れるアオモリトドマツ

昨日から、仙台一高井戸沢小屋に行っていた。築後50年が経過して、井戸沢小屋も老朽化が目立つ。構造物そのものにはあまり問題がないことから、今月末、少し大きな改修工事を行うことになった。その下準備として、小屋内部の物を移動したり、粗大ゴミと言…

我が家の不味いカボチャ

今日、今年初めて我が家の庭でカボチャを収穫し、ジャガイモの代わりにカボチャを入れたシチューを作った。残念ながら美味しくはないが、それでも気分がひと味違う。 美味しくないのも仕方がない。理由は二つある。丹精込めて作ったカボチャではなく、生ゴミ…

自然の許す限り・・・

今日、法隆寺から封書が届いた。開けてみれば、クラウドファンディングでわずかばかりの寄付をしたお礼である。 6月の中旬に、法隆寺のクラウド・ファンディングに触れた(→こちら)。結局、2000万円の目標金額に対して、7月29日に締め切られた時に…

選挙についての怖い話

今日は、午後から牧山に走りに行った。なぜ、わざわざ暑い時間帯を選んで行ったかというと、蜘蛛の巣対策なのである。気持ちのいい牧山の尾根道も、5月くらいになると、蜘蛛の巣がひどくて不愉快だという話は既に書いた(→こちら)。その後、気温の上昇と共…

夏らしい体育祭

石巻も暑い。1週間前の木曜日は、最高気温21.1℃だったのに、今日は34.5℃まで上がった。県内の観測地点の中で、仙台空港に次ぐ2番目の値だそうだ。いつも、夏場は仙台より3~5℃低い石巻としては、非常に珍しいことだ。とは言え、日中はよく風が吹…

初「ニホンリス」

我が家の沖に、もう1週間以上、3000トンくらいかと思われる、タンクの数二つのさほど大きくない一隻のLNGタンカーが停泊している。おそらく、我が家から2~3㎞、かなり近いところだ。しかも、北上川の河口で、出入りする船(主に網地島航路の旅客…

コロナも読売

今年は、我が家のウグイスの初鳴きがいつか、結局分からなかった。3月15日頃に、妻が「聞いた」と言い出したが、息子は「あれがそうだったかも知れない」という曖昧な認識で、私は「聞いていない」。例年は、初鳴きの少し後から、私自身がまるでウグイス…

「初」蜘蛛の巣

すばらしい天気の週末だった。今日の石巻は28℃を超えて、夏日となった。確かに気温は高いのだが、ほどほどに風があって、湿度も低く、とても快適。断熱パネル完備の我が家は、洞窟と同じで、締め切っていると外よりも涼しい。 家の外に目をやると、南浜津…

あ、今日春が来た!

(2月17日付「学年主任だより№35」より①) 一昨日、帰宅するとき雨が降っていた。雪ではなく雨である。 私は学生時代、縁あって、仙台市内のあるお寺の座禅堂という所で生活していた。朝食付きでタダだったので、下宿と言うより「居候」と言った方が正…