自然

金閣焼失70年

(2020年7月9日付け「学年だより№53」より①) いかにも梅雨らしい天気が続いている。もっとも「梅雨らしい」などと呑気なことを言っていられるのは幸せなことで、九州はたいへんなことになっている。しかも、今やそれが年中行事。昨年もまったく同じ…

東京で感染者が増える理由

今朝は最近になくいい天気。このブログでも、最近「船」に言及することがなかったが、今日は久しぶりで我が家の沖に少し珍しい船が泊まっていた。見るからに水産高校の練習船。双眼鏡を出してきてファンネルマーク(煙突のマーク)を見れば岩手県の練習船「…

太陽に手を合わせる

(6月23日付け「学年だより№51」より①) 今日は沖縄戦の終結記念日。沖縄戦とは何か?なぜあれほど悲惨なことが起こったのか?そこにはどのような人間の性質が表れているのか?・・・戦争の歴史を学ぶことは、常に豊かな教訓を私たちに与えてくれる。 …

ゴミ箱は昇降口

今日は登校日だった。とは言え、奇数クラスのみで、しかも、午前が出席番号奇数、午後が偶数という超変則形。昨日は一斉に教室の消毒で、今日も、午前と午後の間に消毒。アルコールが手に入らないのか、次亜塩素酸の希釈液を使うので、椅子や机の塗料が剥げ…

命の哀しさ

今朝6時過ぎ、新聞を取りに外に出たら、やかましいほどのヒバリの鳴き声が聞こえた。もしかすると、ヒバリは毎日同じように鳴いていたが、私が意識しなかっただけかも知れない。ともかく、ああ、元気にしているヒバリがいたんだ!と嬉しくなった。 かつて幾…

久しぶりの牧山、または潔癖を恐れる

皮肉なもので、みだりに出歩いてはならないと言われたゴールデンウィークは天候に恵まれた。昨夜から今朝にかけて、やや強い雨が降り、今日は一日曇っていたが、それ以外はいかにも春らしい好天だった。 昨日も気持ちよく晴れ上がり、我が家の居間から見る新…

今年も始まった「最早・最高」

仙台の昨日の最高気温は30.8℃だった。観測史上最も早い真夏日だそうだ。同じく仙台の南隣の町・名取市では32.1℃。まだ2日だというのに、5月の観測史上最高だという。(一方、我が石巻は20.1℃。これって何なの?その前の日、4月30日も仙台よ…

欧米人と日本人

肺炎問題に関する今までの私の言及など見ると(例えば→こちら)、私がいかに鈍感で危機管理能力のない人間であるか、ということがよく分かる。 一方ドイツでは、肺炎問題に対する迅速な対応が評価されて、一時「死に体」であったメルケル政権の人気が急上昇…

あまりにも早すぎる!

昨日は、会議も文書の締め切りもない、仕事の上で空白の一日だった。休暇を取り、他校の登山部顧問と3人で、蔵王に酒を飲みに行くことにした。今回泊まるのは、仙台一高井戸沢小屋ではなく、東北学院大学TGヒュッテ。井戸沢小屋から井戸沢を挟んでほぼ向…

インフルエンザと肺炎

今日は3月13日。今年、東日本大震災の発生した日に記事を書かなかったのは、書かなかったことの意味を考えてもらうとけっこう。日頃、このページを開いてくれている方には分かるだろう。ちなみに、震災について私がどのように考えるか気になるという人は…

ウグイスの初鳴き

今朝、ウグイスの初鳴きを確認した。気付いたのは私だ。「ケキョ」と一声。私が、「あっ、聞こえた?ウグイス鳴いたよ。」と家族に言うと、みんな聞こえなかったらしく、疑わしい目で私を見る。年取って、耳までおかしくなってきたんじゃない?という表情だ…

少雪の蔵王

(2月10日付け「学年だより№38」より①・・・ただし、スペースの都合でかなり限られたことしかかけなかったので、こちらは本来書きたかった形で書く。実際の「学年だより」とは相当異なるがご容赦を。) 少し真冬らしい気候となった週末、蔵王に行ってい…

桜を見る会

石巻の今日の最低気温は-4.7℃、最高気温は-0.1℃。わずかに0.1℃分だけながら真冬日であった。やっと冬だ、という気になる。雪もほんの少しだけ降り、うっすらと白くなった。 一方で、日はずいぶん長くなった。6時15分過ぎに自宅を出る時には、…

四季桜の怪

(1月31日付け「学年だより№36」より①) ほとんど雪というものを見ることなく、1月も今日でおしまい。異常である。 さて、私が愛する塩釜神社の境内では、モミジと入れ替わるように、境内に数本ある四季桜が咲き始め、今も花を付けている。「四季」と…

グリーンランド争奪

アメリカ大統領が、パリ協定からの脱退を表明したことが、それなりに大きなニュースになっている。何を今更、という気がなきにしもあらず。彼は以前から、環境問題には冷淡なのである。と言えば、語弊があるかも知れない。もうかることしか視野に入っていな…

戦争から環境へ

昨秋、大阪から亡父の友人夫妻が私の母の所に遊びに来た。もちろん、私も幼い頃から知っている、世話になった方である。母の他、宮城県在住の旧友と松島に泊まるというので、学校帰りに表敬訪問した。その際、吉田裕『日本軍兵士』(中公新書、2017年)…

人類初の宇宙遊泳

(10月21日付け「学年だより№23」より) 1969年7月20日、人類は初めて月面に降り立った。今年はそれから50年目に当たる。7~8月、私はそれにちなむ幾つかの特集番組を見た。いずれも人間が一つの限界を突破し、新しい領域に踏み込んだこと…

気付けよ、人間!

台風19号が接近しているという今、自宅にいる。 どうしてこんなことをわざわざ書くかといえば、本当は別の所にいる予定だったからである。毎年10月の第2週末(金~日)は、登山の新人大会なのである。今春、勤務先の学校では山岳部が廃部になったにもか…

来るよ、宮城にも・・・

千葉県を襲った台風15号の被害の大きさには唖然とする。台風に襲われた頃はまだ暑かったし、その後、なぜか強い雨が降ること(泣きっ面に蜂)もしばしばで、被害者の方々は大変だろうなぁ、と思いながらニュースを見ている。関東地方に上陸する台風として…

60歳代の29.4%!

(7月2日「Tr,平居の学年だより№12」より前編) 今週木曜日から参議院議員選挙が始まる。日本人は、政治の話が一般に嫌いなのだが、好き嫌いで考えていい問題ではない。誰もがその拘束から逃れられないからである。少子高齢化の進む今、少し考えてみよう…

ショスタコーヴィチ(3)

先日、我が家の庭の生ゴミを捨てている場所からカボチャの芽が出て、勢いよく伸びているという話を書いた(→「ショスタコーヴィチ(1)」冒頭)。いつになったら花が咲くのかなぁ、と思っていたところ、3日くらい前から咲き始めた。特に予定のない今日、朝…

おめでとうKUROSHIO

宮城県は今日梅雨入り。平年より5日早いらしいが、もっともっと早く感じるのは、その前が好天続きでありすぎたからかも知れない。 6月3日に、仙台管区気象台が、5月の東北地方の日照時間が1946年以降で最長になった、と発表した(河北新報)。それに…

人間を笑う蝉・・・I was born

県総体二日目は、南蔵王青少年野営場(約650m)からジャンボリーコースを登って宮城県最高峰の屏風岳(1825m)の頂上を踏み、、縦走路を上下しながら刈田岳(1758m)へと歩き、大黒天(1432m)に下りるという厳しいコースだった。部員不…

私たちの未来を奪うな

タイトルがいささか紛らわしい。今日の通り魔事件に関する記事ではない。この後を読んでがっかりされると困るので、最初に断っておく。 以前書いたとおり(→こちら)、その後も週に1度ずつ「学年だより」を書いている。いざやり始めてみると、手書きが昔以…

やっぱり「虫がいい」

日曜日の河北新報社説は「温暖化と東北」というタイトルであった。地方紙とは言え、曖昧漠然とした温暖化一般ではなく、東北という一地域の温暖化を取り上げるのは珍しい。 それによれば、3月に仙台管区気象台が、東北で今世紀末に起こる可能性の高い気候変…

メークドラマ「答辞」(1)

2月28日、我が家でウグイスが鳴いた。初鳴きである。もっとも、その声を聞いたのは家族であって、私は聞いていない。昨日から今日にかけて、週末はほとんど家にいたのに、やはり聞こえなかった。しかし、私以外の3人が、口を揃えて興奮気味に言うのだか…

燃料税・消費税=増税

そう言えば、今更ながら先月の休筆期間中にあった出来事では、フランスのデモ騒ぎが気になった。マクロン政権が、環境政策の一環として燃料税の引き上げを表明したところ、フランス全土で反政府デモが起こり、支持率が急降下した、という事件だ。 このような…

雀団子

毎朝、塩釜駅から塩釜神社に向かって歩いて行くと、途中に、2m半くらいの高さの1本のグミの木(だと思う。そんな実がなるから)があって、道路にせり出して立っている。今はもう葉も落ちて、すっかり裸だ。 最近になって気付いたのだが、そこに雀がなって…

塩釜神社の紅葉と雪

11月以降もずいぶん暖かい日が続き、今年の冬はどなることやら、と思っていたら、今月に入ってようやく冬めいてきた。我が家も、ストーブに火を入れるようになったし、先の日曜日には車のタイヤ交換もした。その日曜日には、石巻でも初冠雪が見られ、我が…

鯨と耳垢

ちょっとした事情で私的に超多忙なので、更新が滞りがちになるかもしれない。この間の出来事に関して、3つ書いておく。 (その1) 週末毎に素晴らしい秋晴れが続いていた。暇ではないにしても、休日出勤というようなこともないので、日中、時間を作っては…