調理師養成施設になった!



(2月7日付け学級通信より・・・その2)


【「調理師養成施設」になった!!】

 さる1月24日、東北厚生局という役所から宮水に、「調理師養成施設」として認めるという通知があった。これによって、来年度から設置される調理類型を卒業すれば、同時に調理師免許が手にできることが確定した。情報科学科は後を心配することなく、消滅モードに入れるわけだ(笑)。少し寂しい気もするが、今後の水産業のためには仕方ないのかな、と思う。

 認可通知から10日が経った今週火曜日、前期選抜入試が行われたが、なんと13名もの女子が受験した。受検生が全部で66名だから、まだまだ多いとは言えないし、彼女たちのうち何人が合格するのか、彼女たちがどこの類型を希望しているのかも分からないけれど、今の宮水には3学年で14名しか女子がいないことを考えると、やっぱり13名は多い。宮水は今春から変わるんだな、という実感が少し強くなった。

(余談)

 今春から宮水が変わる(学科改編)ということについての広報ポスター(なぜかE3がまるで主人公!!)は、事務室等に貼ってあるので知っていると思うが、ホームページも、昨年の11月以降大改訂(リニューアル)を行った。春から宮水がどう変わるのか、宮水にはどんな特長があるのか、今の宮水にどんな施設や船があるのか、など、いろいろな発見があると思うので、一度見てみて欲しい(→ http://miyagisuisan.myswan.ne.jp/index.html )。3年間在籍した諸君も、海洋総合科に関することは案外知らないと思う。中学生向けの「Q&A」など、こんなQもあった方がいいよ、みたいな入れ知恵をしてくれるとなおよい。


【今回は順調!・・・宮城丸】

 1月17日にT2の諸君を乗せて出港した宮城丸は、1月27日に日付変更線を越えると、マグロ延縄漁実習を開始した。目下すこぶる順調なようだ。私は毎朝、『石巻かほく』で前日の漁獲量を見るのを楽しみにしている。こちらもなかなか順調だ。2月1日には、マグロ49尾(バチ、キハダ、ビンナガ)で1.6トンという最近では珍しい豊漁もあった。

 思えば、今のT3は、昨年の実習で爆弾低気圧に突入してしまい、船を破損させてほうほうの体で一時帰港し、更には感染性胃腸炎にたたられ、遂にハワイもマグロ漁もあきらめて、沖縄に行ったわけだから、その違いに驚き、同情する。

 日々の航海の様子は、事務室前の黒板に掲示されている。見てみよう。


(他の記事は省略)


(裏面:2月3日付け『朝日新聞』より「文化の扉(歴史編):キリスト教徒だった?千利休」を引用

平居コメント:何の意味があるかは分からないが、比べてみると面白いことってたくさんある。一見無意味に見えても、実は奥底に「人間」が共通していることによる真実が隠されているかも・・・?)