「オーシャンキャンパス」



 今週末、3連休の中日、7月20日(日)は、我が宮城県水産高校の学校開放行事「オーシャンキャンパス」である。

 少なくとも、二昔前にはなかったことであるが、最近は全ての学校で「オープンキャンパス」という学校開放行事を行っている。狙いは、受験を控えた中学生だ。2回行うところも珍しくはない。

 宮水も2回である。今年は、1回目が7月20日、2回目は11月1日(土)である。なぜ2回になったのか、なぜそれら2回を差別化したのかについては、よく分からない(覚えていない?)。とにかく、同じことを2回やるのではなく、1回目は海をフィールドとして、広く県民を対象に、水産業や海洋環境に興味を持ち、考えてもらうという趣旨であり、2回目は校舎を会場として体験授業を行い(←今年は体験授業を止め、施設・設備見学会に変わる)、主に中学生を対象に、宮水がどのような学校かを知ってもらうという趣旨である。だから、1回目は「海の日」(今年は宮城丸の運行スケジュールの関係で1日ずれた)であり、2回目は中学校で最終の三者面談が始まる直前に設定してあるわけだ。

 もともと、7月の学校開放行事も「オープンキャンパス」という名前になるはずだったが、11月との違いが分かりにくい、という声が上がり、海洋総合科長の提案で「オーシャンキャンパス」となった。

 目玉は、実習船・宮城丸の体験乗船(船内見学+仙台湾ミニクルーズ)である。今年は申し込み殺到!午前中1回、50名で募集をしたにもかかわらず、6月末までの間に100名を超える申し込みがあったので、急遽、午後の部を設定し、更に、各回とも船の定員ギリギリの75名まで枠を拡大することにしたが、それでも、結果として10名あまりの方にお断りすることになってしまった。

 宮城丸体験乗船以外のイベントは、10:00〜14:00、学校から徒歩5分、万石浦に面した「艇庫」で行う。こちらは申し込み不要。「スピカ」「ベガ」というモーターボートによる万石浦クルーズ、各学科・類型による展示や演示、ミニ体験授業が行われる。あまり天気はよくなさそうだが、ま、こんな世界もある、ということを見に来ていただけると幸い。私は本部常駐。よろしく。


(補)艇庫には駐車スペースがありません。車の場合は、必ず学校に駐車して、歩いて下さい。迷わないように掲示は出します。