芽は出るべき時に出る

 暑さのピークは先週末だと聞いていたのに、今週になったら、やはりピークは今週末だという。8月末の仙台で連日30℃。予報では熱帯夜も続くという。やはり異常だ。
 というわけで、暑いとなんとなく何をするにもおっくうで、このブログも更新が滞りがちであった。以下の「学年だより」など、昨日発行だったにも関わらず、ここに載せるのを忘れていたというていたらく。
 今のところ、来週からは25℃くらいまで下がることになっているが、本当なのかな?

 

(2020年8月25日付け「学年だより№58」より①)

 プロ棋士藤井聡太王位戦で4連勝し、2冠を達成したというニュースが流れたのは先週の木曜日。私も将棋のルールくらいは知っているが、それ以上でもそれ以下でもない。プロ棋士の勝負を見ていて、それがいい手なのかどうかも分からない。ただ、いろいろな報道に目を通しながら、藤井聡太って本当に強いんだろうな、という想像は付く。彼が諸君とわずか1歳だけしか上でないという現実に気付くと、その驚きは倍加する。
 とは言え、成長が早いか遅いか、能力がどれくらいあるかについては、大きな個人差がある。「大器晩成」という言葉もあるとおり、大きな仕事をする人間は、かえって成長が遅いということだってあり得るのだ。人と比べて悲観するには及ばない。地道に努力を重ねていれば、芽は出るべき時に出る。

 


裏面:2020年1月13日付河北新報「河北春秋」
2020年1月16日付け毎日新聞宮城県内版より「地域創造大賞 杉村惇美術館受賞」を貼り付け。
平居コメント:塩釜市民であってもなくても、塩高に入った以上、近隣の歴史や文化には関心を持って欲しい。今年の1月、このような記事を立て続けに目にした。私も当時は塩高3年目。これら(杉村惇美術館、旧亀井邸)の存在は知っていたが、実際に足を運べないままになっていた。これらを読んで、いよいよ行くぞ、と思ったけれど、後期第2回考査や高校入試があるから、それが終わったらと先延ばししているうちに、まさかの「コロナ休館」。そして夏休み、ようやく見学が実現した。どちらも15分くらいあれば見学できる小さな施設である。あまり身構えずに、もっと早く行けばよかった。面白かったか、って?それは自分で行って見て判断することだ。たぶん面白くないだろう、人がつまらないと言ったから行かない・・・それが自分を狭い世界に閉じ込める発想なのだよ。危ない、危ない。