2018-07-13から1日間の記事一覧

高村光太郎 その後(4)

私は、「我が詩をよみて人死に就けり」を、光太郎が思わず本音を漏らした作品と理解している。つまり、戦時中には公職に就き、ずいぶん立派なことをたくさん語った光太郎ではあったが、なぜそのようなことをしたかといえば、結局のところ、官憲から弾圧され…