2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

寮、寮、寮、寮、寮・・・

今日は、今年初めての公立高校合同説明会があり、私は、名取北高校で宮水の営業活動をしていた。県教委に勤務する知人から、「まるでテキ屋ですね」などと冷やかされながら、通りかかる中学生とその保護者に声を賭け、宮水の芸術的な新パンフレットを手渡し…

イグアス・・・音の記憶

今、授業で村上龍が書いた『パラグアイのオムライス』という作品をやっている。ブラジル・アルゼンチン国境にあるイグアスの滝で、若い女性歌手のプロモーションビデオを撮影した時の思い出話という設定の話だ(「設定の」と書いたのは、この話に出てくる女…

動物→怪獣は昇格?降格?

(6月26日付け学級通信より) 昨日の話、ある先生から「平居先生んとこの怪獣、相変わらず元気そうですね!」と声をかけられた。私は一瞬何を言われたのか分からず、「怪獣?」と聞き返したところ、「先生の可愛いE3の怪獣たちですよ・・・」と言われ、思…

惜しむべき「和平書店」

久しぶりで、中国から段ボール一箱分の本を取り寄せた。全て1970年代末から1990年代にかけて出版された本で、今は入手できなくなっているものばかりである。 神戸に「和平書店」という会社がある。「和平」というのは中国語で、日本語に直すと「平和…

卒業生が作った小さな映画

先週の土曜日、街(生協文化会館アイトピア)に小さな映画を見に行った。庄司輝秋監督『んで、全部、海さ流した。』という30分の映画である。今年の2月2日に、『石巻かほく』で紹介され、見たくて見たくて仕方がなかった映画だ。3月20日に仙台で上映…

ギターあれこれ

既に1ヶ月近く前の話になるが、5月22日、中林淳真(なかばやしあつまさ)という老ギタリストの、小さなリサイタルに行き、終演後、出演者・主催者と一緒に酒を呑んだ。 私にとってこの時まで知らない人だったのだが、日本人ギタリストとして初めてカーネ…

久しぶりに、我が家からの風景

久しぶりで気持ちのよい、雨らしい雨が降った。植物は生き返ったことだろう。 そう言えば、しばらく我が家からの風景をレポートしていないことに思い至った。 被災して家屋の無くなった荒れ地に、ものすごい量のシロツメクサ(クローバー)が生えて花を咲か…

アヤメ・ショウブ・カキツバタ

(6月14日付け学級通信より) 5月、仙台では史上最低の降水量を記録したとかいう乾燥した1ヶ月となり、6月に入ってもなかなか雨が降らずにいたところ、ようやく、この2〜3日、少しばかりの雨が降り、梅雨の気配を感じるようになってきた。雨はやっか…

宮水の受験生よりも、日本人の食生活!

今日は、仙台で行われた全国学習塾協会北東支部主催の「宮城県入試懇談会」という会に出席していた(昨年のこの会については昨年6月24日記事参照)。県内の40ほどの学習塾の先生が集まって、高校側の説明を聞くという会で、3日間行われるうちの初日で…

速度制限を考える

6月4日に古屋国家公安委員長が、場所によっては20キロくらいの違反は見逃してもいいのではないか、というような発言をして、話題になっている。私は、それを本音としている人がたくさんいるのは確かだと思うが、果たして公安委員長の地位にある人が言う…

ひたすら楽しい「ミサ曲」

県総体が終わった6月3日(月)、仙台駅東口でバスを降りると、妻の実家で一風呂浴びさせてもらい、すぐに東北大学萩ホールに、鈴木雅明指揮のバッハ・ロ短調ミサ曲を聴きに行った。今をときめくバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)の総帥であり、昨年…

一流は謙虚、自己満足は美しい

(6月6日付け学級通信より) 6月になった。昔の言い方だと「水無月」である。間もなく梅雨に入ろうかというのに「水が無い月」というのは妙だが、数ある説の中に、「無」という漢字を当てたから誤解を招くのであって、「無」はもともと「の」、つまり「水…

王城寺原の哀しい演習

昨日書いた吉田小学校升沢分校は、過疎化の影響で閉校になったというお決まりのパターンではない。単に学校が無くなったのではなく、升沢という集落自体が無くなったのである。それは、34世帯84人が暮らしていた升沢集落の近くに、王城寺原という陸上自…

1日だけの「桃源郷」・・・升沢森の学び舎

昨日までの3日間、県の高校総体が行われていた。私は例によって(?)、助っ人を頼まれて、登山競技の会場(升沢〜蛇ヶ岳〜北泉ヶ岳〜泉ヶ岳)に行っていた。 登山大会を支える高体連登山専門部というのは、何とも変な組織である。教員が生徒のすることを「…