2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

過剰防衛のうるささ

昨日は、かつての特殊な教え子(→とは?)から酒を呑もうと誘われ、夕刻、のこのこ仙台まで行った。例によって、高速バスである。6時から酒を呑み、最終が県庁前20:58なので、深酒をしすぎることもなく、実に適度に気持ちのよい酒を呑むことができた。…

二宮金次郎の本

先日(→こちら)に引き続き、『石巻かほく』「つつじ野」による話である。今日は、別に悪い話ではない。 3月15日の「つつじ野」は、「湊小学校を応援する東京の会」(通称:東京サポート)代表・松田隆夫なる人物によるもので、「歩き出した二宮像」とい…

白菜の花

昨年の11月30日、花巻市にある旧宮沢賢治耕作地「下の畑」に白菜を穫りに行った、という話を書いた(→こちら)。実は、そのプロジェクトに関わっている仙台の某高校教諭T先生が、宮水の畑に白菜を植えてくれた。食べるためではない。種を取るためである…

ホノルルの裏も見てこい・・・N3の出港

今日は航海類型3年生(N3)の出港。私も、他の類型の3年生の諸君と一緒にバスに乗り、石巻工業港で行われた出港式に参加した。暖かく、ぼんやりと霞がかかったような、本当に春らしい日和で、海辺で船を見ているのが心地よかった。羨ましいほど能天気に…

文芸の大衆化

というのは、日中開戦(1937年)以降の中国において、共産党が常に問題としてきたテーマである。文学者や芸術家が、一般大衆を離れて独自の世界に閉じ籠もることは良くない、文学・芸術は大衆に受け入れられ、社会変革のための道具となってこそ価値があ…

春餅(チュンピン)

本当に珍しく、2週続けて土日家にいた。先々週末に引き続き、先週末も土日ともに来客が多数あって、ひたすら飲んだり食ったりのだらしない時間を過ごしていた。 昨日は、我が家の下の広場(津波で家がなくなった跡地)に、東京・渋谷の寺崎秀之さんというイ…

ギレリスの「皇帝」、シュタインのワーグナー

私は現在、音楽を聴くと言えばCDかライブである。おそらく、ほとんどの人がそうだろう。しかし、私が高校生の頃は、第1にFM、次がレコードであった。もっとも、我が家にはステレオプレーヤーがなかったので、レコードは時に友人宅で聴く機会があるに過…

今年は「進路だより」

職場で「進路だより」というのを発行した。今年の私は、進路指導部長という肩書きを与えられ、クラスはおろか、学年にさえ所属していない。他の教員が年度始めで忙しくしている中、いまだ求人票の受付にも間のある今時分は、いろいろと雑事はあるものの、比…

ある「典型」の姿

『石巻かほく』という新聞がある。石巻地区限定のものだが、名前で分かるとおり、全国一の地方紙『河北新報』の子会社なので、『河北新報』を購読すると、自動的に『石巻かほく』も購読することになる。月200円なり。拒否できるのかどうかは知らない。 さ…

恒例・我が家の花見

不思議なもので、土日はこのブログを更新しない日が多いような気がする。暇な日が多いのは確かだが、人間は時間があればせっせと何かをするというのではなく、忙しい時に無理矢理時間の都合をつけてこそ、集中力をもって何かができるというものであるからだ…

「天皇」論

昨日、今日と、天皇がパラオを訪問したというニュースが、テレビでも新聞でも大々的に報道されている。これほど天皇報道が過熱したのは、久しぶりなのではないか?とにかく、天皇夫妻の姿を目にすることの多い数日である。禁断の実を手にするような危うさを…

素粒子の視点・・・人間は宇宙より大きい

宇宙は面白い。その距離や時間のスケールといい、自然としての環境といい、そこを支配する不思議な法則といい、正に桁違いだ。それ故に、その性質を探求するための作業と費用もまた、想像を絶する。観測機器の精度や構造、観測を実現させるために乗り越えな…

バヌアツ・ショック

3月の半ばに、国連防災世界会議という大イベントが仙台で行われたことは、知っている人も多いであろう。何しろ、被災地のど真ん中に住んでいるので、その出席者らしき人々が、我が家の近くに見物(視察?研修?)に来ているのは目にしたし、交通規制で多少…

遠くて近い石巻と沖縄

昨日のテレビで、石巻市渡波地区の災害公営住宅が完成した、というニュースをやっていた。いかにもめでたい。 だが、私は以前から、けっこう冷たいのである。これだけ空き地、空き家がたくさんあるのに、田畑を潰して新しい土地を作るというのが耐え難いので…

今年はシュトイデのブルッフ

昨日は、恒例「トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン」の演奏会に行った。ウィーンフィルのメンバーを中心とする30人編成のアンサンブルである(→過去の考察)。その名の通り、自動車会社であるトヨタがメセナとしてやっていて、質が非常に高いのに、…

早くも見える、次の更迭

昨日の続き。 進路担当者の研修会(名称は「連絡会議」)は、博物館の講堂で開かれた。300人くらい入れるコンサートホール状の部屋である。早く来た人が座席の列の一番通路側に席を取るので、私が着いた時には、内側の席に入るために、座っている人にちょ…

春の多賀城

今春の高校入試で宮水の倍率があまりにも低かったので、私は宮水の宣伝部長を引責辞任した。いや、更迭かも知れない。そして、今年は進路担当(就職係)となった。昨日、その年度初めの研修会が、多賀城の東北歴史博物館であった。 例によって、私は特別な事…

空振りの「こどもまつり」

連日、似たような話になって恐縮だが、新年度初日となる昨日は、休みを取って、家族でコボスタに行った。楽天の「こどもまつり」ということで、予め申し込みをしておくと、外野指定席のチケットを子供無料、大人1000円で手に入れることができたのである…