2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

離任式ではありがとう

昨日の離任式では、多くの諸君からプレゼントやら激励やらをもらいました。本当にありがとう。 ステージ上で話をしていたのでは時間的にも大変だし、他の先生方への遠慮もあって、代表の諸君と多少の言葉を交わしたに過ぎませんが、それは、式の後で少しはゆ…

神の見えざる手(顧問としての最後の山行)

仙台一高教諭として最後の週末、私は、金土と応援団合宿付き添いで学校に泊り、日〜月は山岳部の引率で安達太良山、という過密にして濃密な4日間を過ごした。 3月末に安達太良山へ行き、卒業生の追い出し、若しくは浪人生活スタートの激励、若しくは大学進…

事務連絡・・・私の異動について

既に新聞にも出たとおり、昨日、4月1日付の教職員異動が発表され、私も「宮城県水産高校」に異動となりました。近々、思う所はこのブログでも明らかにしたいと思っていますが、まずはご報告まで。

民族の誇り・・・朝鮮人学校の無償化について

来年度から高校の授業料を無償化するという政府方針の下、朝鮮人学校をその対象にするかどうかでもめているが、対象外となりそうな雰囲気が次第に強まってきた。私としては、何とも「情けない」、若しくは「恥ずかしい」ことのように思われる。 それは北朝鮮…

読書は落とし穴?

先週末、土曜日の夜、私は中学時代の恩師A先生を訪ねた(私は宮城県の中学校に通っていた時期もある)。1月の末に、「寒中お見舞い」を差し上げたところ、どうも元気がないようで心配だ、と電話を下さったので、では一度近況報告に伺います、と言って参上…

地震より恐いもの

ハイチ、チリと大きな地震が続いた。ハイチは知らないが、チリは昔、わずか3週間ながら旅行したことがある。今回の震源地に近く、たびたび名前の登場するコンセプシオンにも1泊した。海が見られるかと思って行ったのに、街の中心から海岸までは非常に遠く…

「学級」が無くなった後の「学級通信」

生徒が卒業してしまったので、学級通信を書くこともなくなった。もともと気まぐれで書いていたものだが、いつの間にか「毎週月曜日」が義務に近いものになってしまっていたので、正直、何ともすがすがしい解放感はある。一方、書いた内容にしても、引用した…

情報の海を泳ぐ時代

1月の末、化学部と電研部の諸君が、中国の「何とか学会」が主催するソフトウェア制作コンテストに招かれて福建省アモイ(廈門)へ行くというので、私は引率者・K先生に、「何とか学会」の人に相談すれば簡単に買えると思うから、CNKIカードというものを買…

人間は理論化できない・・・文系の幸せ

文系と理系がどう違うかということについて、文系は人間を、理系は自然を探求するという話は、今までに何度かした。以下はそれに関連する話。 一昨日の昼間、私はかつて同僚であったS先生の定年退職を祝うために小牛田へ行き、その後は、一緒に行った仙台市…

津波の伝わる感動

卒業式前日の、静かな休日の予定だった昨日は、我が家の近くの海岸に3mの大津波が来そうだということで騒々しく、甚だ落ち着かない一日になった。もっとも、昨日は朝から海が荒れ気味で、1m余りの波が打ち寄せていたので、津波を見たことのない私は、こ…