1998-01-01から1年間の記事一覧

ドラフト外入団への夢

日本シリーズが今やたけなわである。私は別にどちらのファンというのでもないのだが、野球は好きなので、何となく気になり、時折テレビのスイッチを入れたり、新聞を丁寧に読んだりという程度のことはする。 夢があっていいなぁ、と思う。というのは、横浜の…

古之学者為己、今之学者為人

『論語』に次のような言葉がある。「子曰く、古の学者は己の為にし、今の学者は人の為にす」。中国の古典においては、たいてい、「昔、古いもの」はいいものとして、「今、新しいもの」は悪いものとして語られる。ここでもそうだ。 昔の学者(勉強する人)が…

初代高橋竹山の死

2月5日に初代高橋竹山が亡くなった。諸君にはピンと来ないだろうが、津軽三味線の大家、いや、教組とも言うべき人である。私も、今よりも更に見たい聞きたい精神の旺盛だった学生時代、仙台での演奏会に行き、正に圧倒されたのを鮮明に覚えている。2月7…

義務と共に生まれてくる?

謹賀新年 これといってしなければならないこともなく、のんべんだらりの正月であった。もっとも、12月中に繰り返して風邪をひき、ずっと体調が優れなかったので、どっちみち家にいるしかなかった、というのが正直なところである。 暇になると本を読むくら…