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敗退?後立山連峰(4)

夜中、ほんの一瞬だけではあったが、パラパラと雨が降った。しばらくしてからテントの外を見てみると、濃いガスがかかっていた。朝になると、ガスは少し薄くなったが、五竜岳の頂上は全然見えない。しかし、雨が降り出しそうな気配はなかった。 好天とは言え…

敗退?後立山連峰(3)

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3日目。ほどほどに雲はあるものの、まずまずの天気だ。歩いている時間帯の天気としては、結局、この日の午前が一番よかった。天狗山荘から天狗の頭に伸びるたおやかな稜線からは、ところどころに雲はかかっているものの、剣岳~立山のほぼ全容を見ることが…

敗退?後立山連峰(2)

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天気はあまりよくなかった。2週間くらい前には、ドンピシャ梅雨明けだろうと(期待を込めて)予想していたのだが、天気予報が更新されるたびに梅雨明けの期待は遠のき、うまくいけば山行3日目の7月20日くらいから好転が期待できる、といった感じだった。そ…

敗退?後立山連峰(1)

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勤務先の学校が、18日(土)から夏休みに入った。他の学校より多少早いが、夏休みの終わりも早いというだけである。 宮城県の県立高校では、40歳、50歳、60歳を迎えた次の年に、リフレッシュ休暇という名目で3日間の休暇が取れる。ところが、私が今…

雲の上は晴れ

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6~8日、役員として県総体登山大会の会場にいた。今年はなんと女子隊の副隊長。隊行動をする時、先頭を歩いてペースを作る役である。 南から熱帯低気圧が近づき、天気予報ではあまり天気の良くない3日間になりそうだった。実際、最初から最後までキャンプ…

コース調査で雹!

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微風快晴。5月半ばの強烈な紫外線の下、庭や南浜津波復興祈念公園の緑と、その背後の真っ青な海のコントラストがとてもきれい。 ところで、一昨日の午後から昨日にかけて、県総体登山競技のコース調査のため、南蔵王に行っていた。県総体を1ヶ月後に控え、…

黒森山と餃子の一日

3連休の最終日、懲りもせずにT君と女川に行った(→前回の話)。スギ花粉の飛散が少なく、温泉が気持ちいい季節のうちにということだ。 今回の目標は黒森山(401m)である。当初は石投山(456m)に行くつもりだったのだが、我が家の娘がマレーシアに…

大六天山を越えて女川

山

夜中に目が覚めた。枕元の時計を見ると4時である。妙に明るいので、不思議に思ってカーテンの隙間から外を見てみると、びっくり仰天、雪が積もっている。加えて月が出ているので、その光が反射して明るいのだ。夜が明けてから見ると、約3㎝といったところ…

とても重い1日(新人大会・連立解消・戦後談話)

こんなものを更新すると、えっ?もう新人大会から帰ってきたの?と言われそうだ。だが、実際にそうなのである。 金曜日に高体連登山専門部からメールが届いた。「雨と気温の低下が予想されていて、『新人』にとっては厳しい条件になる。大会を1泊2日に短縮…

山の楽しさとは何か?

この3日間は県総体。例によって、私は登山大会の会場に行っていた。今年は、泉が岳(1172m)~北泉が岳(1253m)~水源(1000m)という変なコース。本来であれば、長倉尾根から三峰山、蛇が岳を越えて、旗坂に下りるはずなのだが、例年にな…

二重の環境破壊

一昨年、北アルプスに行った時、室堂(富山県、標高2450m)にライブカメラというものが設置されていることを知った。今やありふれたもので、驚くほどのことではないのだが、私が驚いたのは、立山黒部アルペンルートが閉鎖された後も、ずっと中継が続い…

それが正しい感覚?

予告どおり、11日(金)から昨日13日(日)まで、登山の新人大会に役員として参加していた。初日はパーティー行動で他愛もない林道歩き、2日目は禿岳~小柴山の長い山中行動、そして3日目は、スキー場の第1ペアリフトに沿ってリフト終点まで登り、下…

己の哀しい現実(登山新人大会下見)

山

1ヶ月ほど前、10月11~13日に開催される登山の新人大会に、役員として参加して欲しいという依頼が来た。まぁ、いつもの話である。コースは、山形県の前森高原から禿岳(かむろだけ 1261.7m)に登り、鬼首(おにこうべ)スキー場に下山するとい…

星洲南稜完全縦走(駆け足東南アジア⑤)

私が知らないところに行く時、ガイドブックよりも信頼しているのは地図である。ガイドブックは、その情報によって経済的メリットが発生することを最優先に考え、編集されているように思われる。だから、飲食店情報などが充実している割に、見所の由緒来歴に…

県総体と隈研吾

予告通り、県総体登山競技の会場で3日間を過ごしていた。予報通り、ずっと雨であった。 そして予想通り、計画は大きく変更された。 ただし、別に文句があるわけではない。何しろ、発雷確率が何%という話である。雨は我慢すれば歩けるが、雷はそうはいかな…

一切経と東吾妻

山

GW後半の4連休、最初の2日間は仙台一高山岳部のOB組織である「仙台一高山の会」のおじさん(名目はコーチ)として、現役の新歓山行に付き合っていた。他のおじさんが誰も参加できなかったので、「私でよければ」と名乗りを上げたのである。 目指したの…

冬の最後に井戸沢小屋

山

昨日から、仙台一高山岳部の諸君と一緒に、井戸沢小屋(学校所有の山小屋)に行っていた。7年前の那須における高校生雪崩遭難以降、高校生が積雪期の山に入ることが厳しく制限されるようになり、それ以前は1月か2月に実施していた冬の井戸沢小屋訪問が出…

登山大会も完全復旧

山

短歌についての雑文を書いている途中で、登山の新人大会に行っていた。続きを楽しみにしていてくれた皆さん(いるわけないか?・・・笑)、ごめんなさい。 今年6月の県総体はお呼びがかからなかった。県総体まで1ヶ月を切ると、予定に入れる必要があるのか…

富士山の無謀登山者

最近、新聞で毎日のように、富士山に無謀な登山を試みる人についての批判的な記事を目にする。3800m近い高山である富士山に、かなりの軽装で、宿泊や休憩も考慮せず、「弾丸登山」をする人が多いのだそうだ。日本人だけでなく、外国人にもそんな人が多…

何に「不安や恐怖」を感じるか?・・・北アルプス番外編

一昨日、双六小屋の賑わいについて書いた。多くの人が食事をし、ビールを飲んでいた。CSで、私より少し遅れてきて、私の隣にテントを張った2人組は、テントを張り終えると「さ、飯食いに行くか・・・」と言って、小屋の方に行ってしまった。まるで、下界…

ついに新穂高温泉!!

双六池のCSには130張りくらいのテントが張られたが、あと20くらいは張れそうな気がした。公称150張りのCSなので、その通りだなとは思ったが、この日は満員、予約で埋まっているのではなかったか・・・? 水場もトイレも、徒歩3分の山小屋まで行…

鷲羽岳を経て、俗界に戻る

山

7月29日(土) 高天原山荘4:05・・・水晶池・・・7:05岩苔(いわこけ)乗越7:15・・・8:20鷲羽岳(わしば-、2924m)8:35・・・9:30三俣山荘(みつまた-、2536m)9:45・・・10:25三俣峠(2750m)10:…

高天原は桃源郷!

山

この日の移動は本当に楽勝。そしてこの日も快晴。そこで、すっかり濡れたテントを乾かしてから出発することにした。 7月28日(金) 雲の平CS8:12・・・(散歩)・・・雲の平山荘脇の分岐8:40・・・9:00無人雨量計(2576m)・・・10…

いよいよ雲の平

山

7月27日(木) 薬師峠CS5:12・・・5:30太郎平小屋・・・6:02第一徒渉点6:15・・・6:37第三徒渉点・・・7:15カベッケが原・・・7:22薬師沢小屋(1912m)7:45・・・9:53雲の平木道末端・・・11:10雲の平山…

薬師岳の長い長い一日

山

7月26日(水) 五色ヶ原CS4:10・・・4:25五色ヶ原山荘・・・4:55鳶山(2616m)5:00・・・6:17越中沢岳(2592m)6:30・・・7:53スゴ乗越の頭(2431m)7:58・・・8:30スゴ乗越(2170m)8:43…

立山を経て五色ヶ原へ

山

今回は、山行の全貌を予め示さず、日を追って書いてみる。なお、休憩箇所については要所のみ書いてある。書いてある場所以外で一切休んでいない、ということではないので、そのつもりで。 7月24日(月) 富山駅に6:35に到着予定だったバスは、6:1…

いざ雲の平、高天原へ

山

夏休みに入って早々、7月23日夜に自宅を出て、北アルプスに個人合宿に行っていた。昨日下山して、夜に帰宅。進学課外など存在しない工業高校普通科教諭の特権みたいな時間の取り方である。 還暦になっても、とりあえず体は動く。思い出は持って死ねない、…

土葬にも人口の壁

今日は朝から、石巻高校ワンダーフォーゲル部に付き添って、石巻市北部にある上品山(じょうぼんさん=466m)に行っていた。水沼という集落に車を置き、水沼山(みずぬまやま=347m)を経て、3時間あまりで上品山に着き、昼食の後、今度は水沼山の…

寛容な組織の中で・・・登山部顧問会への感謝

昨晩は、仙台市内のホテルで高体連登山専門部の主催による「退官記念祝賀会」なるイベントが開かれた。定年を迎える現職の顧問2名とともに、私はなんと「主賓」である。 もっとも、私は現在、美術部の顧問であって、登山部の顧問ではない。したがって、名簿…

しつこく女川

今日はまた女川に行った。呑み友達である仙塩地区在住のT君が、私のブログ記事(→こちら)を読んで、「どうしても『三秀』に行きたい」と言うから、「じゃあ、行こう」と応じたのである。しかし、昨秋以来3回の女川行きは、いずれも井内の奥からだったので…