2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

どうですか?「真由子」さん・・・部活動再論

先週末、秋保で高校教員の任意の学習会に参加した話は既に書いた。その時、旧知のNさんに会って、また部活動が話題になった。「また」と書いたのは、以前から、Nさんと私は部活動について同じ問題意識を共有していて、時々、情報交換をしていたからである…

日本人のDNA・・・「綾音」の長唄を聴く

昨夜は、石巻市内のホテルに「長唄」を聴きに行っていた。この田舎町で、邦楽の演奏会というのは珍しい。 やって来たのは「綾音(あやね)」という8人グループ(→HP)のうちの7人。全員が、東京芸術大学の邦楽科で学んだ30歳くらいまでの女性である。…

お知らせ・・・「中国音楽研究会」について

昨年10月半ば、3回に分けて書いた「中国音楽研究会」についての記事を、一時的に削除しました。いろいろと訂正・再調査が必要になったからです。近い将来、もう少し正確かつ詳細なものとして公開したいと思っています。 なお、「中国音楽研究会」について…

Be hungry!!

公立高校後期選抜の出願が、昨日締め切られ、今日の朝刊に出願数の一覧が掲載されていた。我が宮水は、107名の募集に対し、出願は66名で、競争率0.62倍。生徒募集の最前線にいる私は、これで更迭だな(笑)。 それはともかく、多少思う所があったの…

やっぱり携帯電話問題は深刻だ

先週末は、教職員組合の「教育講座」という学習会に参加していた。なにしろ秋保グランドホテルという立派な温泉宿に泊まるので、「行くぞ」と言えば、子どもたちも大喜びで付いて来る。かくして、これは我が家の恒例行事として定着してしまった。私や妻が、…

2人のシューマンとブラームス

仙台フィルの第289回定期演奏会に行った。プログラムは、ロベルト・シューマンの「マンフレッド序曲」、クララ・シューマンのピアノ協奏曲、ブラームスの交響曲第1番。今日のお目当ては、第一にクララのピアノ協奏曲、第二に指揮者・広上淳一であった。…

「備蓄」を断念する

昨日は、我が家2階の模様替えをした。下の坊主が4月から小学校に入る。今は1階で私たち夫婦と一緒に寝ているのだが、小学校に入ったら、2階で1人で寝るというのが、かねてよりの「お約束」だ。その「お約束」を守らせるためには、彼の居住スペースを確…

少し変化が・・・我が家からの風景

昨夜10時半頃、消防車のサイレンの音が聞こえた。我が家の下の道路が、日和大橋への連絡通路のようになっていることから、さほど珍しいことではないが、音がしたからといって外を見ても、炎が見えることはほとんど無い。だから、私は、あぁ、また鳴ってい…

METの「マイスタージンガー」他

2週間半ぶりで父子家庭から解放された昨日は、珍しく家族でスキーに行った。親戚から誘われ、子どもたちを雪山に連れて行ってやりたいとも思っていた折でもあったので、一緒に行くことにしたのだが、後から山形県との県境に近いセントメリー・スキー場だと…

伊勢うどん

「うどん派」「そば派」という言葉があるらしい。私はどちらかと言えば「そば派」である。関西出身なのであるが、大阪のうどんは、どうも物足りない。今やどこにでもある「丸亀製麺」なる店で讃岐うどんを食べると、それなりに美味いと思うが、知り合いの香…

1グラムになったサケ

昨年の11月12日に、登米市東和町にある北上川漁協のサケ孵化場を見学に行った話は、その翌日に書いた(→こちら)。孵化場で水に浸してあった、きらきら輝く受精卵は、その後どうなったかなぁ、そう言えば、そろそろ川に放流する時期だよなぁ、などと気に…

書店つれづれ

昨年末に、家族で姫路へ行った話は書いた(→こちら)。姫路駅前の大通りからひとつ東には、「御幸通り(みゆきどおり)」というアーケードの商店街がある。姫路駅から御幸通りに入ったすぐのところ右側には、かつて新興書房という、姫路で一番大きな書店があ…

荒れ野の70年

統一ドイツの初代大統領、リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカーの訃報が新聞各紙に載ったのは、今月1日のことだった。94歳。 おそらくは他の多くの人と同じように、私も1985年5月8日、ドイツの敗戦40周年を記念した連邦議会における講演で、この…

光は「肯定」の中にのみ

ま、予想されたことではあるが、今日の新聞には、安倍首相を始めとする人々の、「テロに屈しない」「絶対に許さない」という類いの言葉が並んでいた。おそらく、何もおかしな発言ではない。 だが、日々学校という場所で、いろいろと問題を抱えた高校生という…

無残な結末・雑感

ISにおける日本人人質事件は、なんとも気の滅入ってくるような無残な結末だった。 この間、「とても人間のすることとは思えない」というような言葉は、何度となく耳にしたが、何、かつての日本やドイツにしても、ヴェトナムにおけるアメリカにしても、戦争…