2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

初「せんくら」・・・上野耕平、山中惇史、村治奏一

今日は「せんくら」に行っていた。「せんくら」とは「仙台クラシックフェスティバル」の通称。28日から今日までの3日間に、仙台市内の4会場でのべ87もの演奏会が開かれる。同じく今月の8〜9日に行われた「ジャズフェス」と違って、全てプロ、しかも…

ニジマスの運命

小学生の愚息が、昨日から2日間、学校行事である蔵王合宿というのに行っていた。楽しみに待つ時間は長いのに、1泊2日は一瞬で終わってしまったとのことで、それでもご機嫌で帰宅した。 事前に話を聞いていると、短い時間の中に実にたくさんのプログラムが…

ブラック・被災地巡検(2)

【大川小学校】 ここについては、私も甚だ胸の痛む場所で、係争中の訴訟については割り切れない思いがあるものの、あまりエゴだの愚かさだのと言うつもりはない。「三角地帯を避難場所としていた」「裏山に逃げるべきだった」といった報道を実感として理解し…

ブラック・被災地巡検(1)

昨日書いたとおり、昨日は県内外の高校教員10名あまりを案内して、石巻界隈の被災地巡りをしていた。とは言え、仙台発8:30。私は9:45に旧河北町の道の駅「上品の郷(じょうぼんのさと)」で合流し、10:00発でツアーの後、石巻市内でバイバイ…

「でっかい教師」になれ

3連休の最初の2日間、組合主催の「秋の教育講座」というのに参加していた。講座そのものは1日だが、とある事情で県外から何人かの人が参加していたので、今日は彼らを被災地に案内するオプショナルツアーの案内人をしていたのである。 今回のテーマは、宮…

中国音楽研究会のこと(3)

承前。以下、2014年10月執筆記事(本文中の時間の起点がこの時であることに注意)。 中音研の何たるかは、昨日までの記事でおよそ分かるとして、では、『新中國の音楽』はどのようないきさつで生まれた本なのだろうか?この本の「序文」は東洋音楽学会…

中国音楽研究会のこと(2)

承前。以下、2014年10月執筆記事(本文中の時間の起点がこの時であることに注意)。 まずは、原史料として、中国音楽研究会編集部が発行したガリ版刷りの手作り歌集『新中國歌集』第1号(1953年1月25日発行)巻末に印刷された、「中國音楽研究…

中国音楽研究会のこと(1)

昨年の今日、小澤玲子さんがお亡くなりになった(→こちら)。命日である。私はこの方が長く主宰してこられた「中国音楽研究会(中音研)」について、2014年10月半ばに3回連載の記事を書いた。学術雑誌に寄稿するほどのものではないので、とりあえずブ…

借金は怖い

一昨日、「プロフェッショナル」という番組について、先週放映分がよかった旨書いた。番組で追っていたのは、広島の信用組合理事長である。 いろいろな会社のホームページなどを見ると、「会社概要」のページに、わざわざ取引銀行が書いてあったりする。その…

嫉ましきサラブレッド・・・仙台フィル第321回定期

今日は、仙台フィルの第321回定期演奏会に行っていた。指揮は鈴木優人(すずき まさと)。言わずと知れた日本、いや世界のバロック音楽界の巨匠、鍵盤楽器奏者でバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督・鈴木雅明を父、チェリストでオーケストラ・リベラ…

2人のプロフェッショナル

毎週月曜日の夜にNHKで放映している「プロフェッショナル」という番組は、よく見る。その際、必ず録画している。いいものがあったら、教材として使いたい、という思いからだ。 登場してくるのは、それぞれの分野で超一流と認められた人たちである。ところ…

胸中複雑・・・ラトルの名演とテロップの横暴

昨夜は、Eテレで、サイモン・ラトルのベルリンフィル芸術監督退任記念演奏会の録画を見ていた。ラトルも在籍16年。関係良好だったにもかかわらず、自ら望んでの退任だったらしい。ベルリンのフィルハーモニー(ホール)で演奏会が行われたのは、今年の6…

今夏のお手紙教育(3)

(しばらく間が空いてしまい申し訳ありません。今日ようやくアンケート終了。) 夏休みは33日。完全に平均的にはがきが届くとしても、1日あたり7通を超える。日曜日は配達がないし、夏休みの最初の2〜3日はほとんど届かないだろうから、それらのことを…

ネバネバの怪

我が家ではこの2週間あまり、奇妙な現象が起きている。ご飯がすぐに糸を引くのである。夜炊いたご飯が、少なくとも翌日の昼には納豆のようにねっとりと糸を引く。炊いた直後に比べると、多少べちゃっとした感じでもある。 ご飯が糸を引くといえば、腐ったの…

ブルーウォーター・ストーリー

「今夏のお手紙教育」を中断したのは、(3)を書いていて、ふと、JPから依頼されていた最終アンケートをまだ取っていないことを思い出したからである。その中には、ちょっと面白い質問があって、どうせならその結果を踏まえて、と思ったのだ。そのことに…

今夏のお手紙教育(2)

ところが、なかなか時間を確保するのは容易でない。教科書のテキストを中途半端にしたまま夏休みに入るわけにもいかず、しかもそれが非常に微妙な状況だったため、今年、手紙の書き方授業に割けたのはせいぜい30分である。実は、申し込みの際、「授業を見…

今夏のお手紙教育(1)

郵便局(JP)に、「手紙の書き方体験授業」という企画がある。申し込みをすると、「手紙の書き方」という24頁の冊子と、本物の郵便はがきを届けてくれる。はがきは1人2枚まで、かもメールや年賀はがきでもいい(同一種を2枚はダメ)。すごい経費だ。…