2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

仙石線復旧はめでたいが・・・

昨日は、午後、河北新報本社で行われたNIE(Newspaper In Education=教育に新聞を)の役員会に出席した。会議が終わると、17:10だった。何時のバスに乗ろうかと思い、ふとJRにしようと思い直した。「17:58に石巻行きのノンストップ快速があ…

PTA考(2)

こうなると、気になるのは、そもそもPTAは元々何のために作られたのか、ということである。 かなり昔からあるので、PTAという名称から想像すると、戦後、GHQがアメリカ流の民主教育システムを持ち込もうとする中で、設置を求めたことが想像される。…

PTA考(1)

しばらく前から、一度、PTAについて自分の思うところをまとめておこうかと思っていた。学校の中で見ていて、これはなかなかに不思議な組織だからである。そうしていたところ、今月3日〜24日、5回にわたって、『朝日新聞』で「PTAどう考えますか?…

エリーゼからの手紙

たいそう下手くそで、とても他人に聴かせる気にはならないが、ピアノの前に座っている時間は結構長い。ちょっとした息抜きや時間つぶしに、ついピアノの前に座ってしまう。 そんな私が、最近、けっこうはまっているのが湯山昭の「エリーゼからの手紙」という…

島サミットとNPT

先週の金・土と、「島サミット」なる国際会議が福島県いわき市で開かれていた。参加していたのは、太平洋の島国14ヶ国と、オーストラリア、ニュージーランドである。かの安倍首相は、参加各国に対して、今後3年間で550億円以上の支援を約束したらしい…

変わる、変わる、変わる。

今日は小学校の運動会だった。昨日、仙台より8.4度低かった(!!)石巻は、仙台が今年初の真夏日となった今日も、6.8度低くて(!)夏日にもならない。いいなぁ、石巻(→参考)。快晴で風があまりなく、日射しも厳しかったため、気温の割には暑かった…

嗚呼、パルミラ!

1週間ほど前、IS(イスラム国)がパルミラ(世界遺産)に迫っている、というニュースを新聞で目にしてから、その後どうなったかなぁ、と気になっていた。そうしたところ、今日、ネットやテレビで、ISがパルミラを制圧したニュースが一斉に流れた。 パル…

絶対にないことなどない

昨日、橋下大阪市長の「民主主義」が、いかに単純浅はかなものであるか、ということを書いたところ、今日の「天声人語」がほとんど同じようなことを書いていた。少し気分がいい。 その前、5月14日に新しい安全保障法案が閣議決定された後、それに触れてお…

超超単純「民主主義」

昨夜、10時頃にテレビをつけたところ、大阪都実現の是非を問う住民投票の開票率は20%くらいで、反対派が若干リードしていた。部外者ながらもひどく気になっていた選挙なので、そのまま見ていたところ、開票が進むにつれて、賛成票が伸びて逆転し、一時…

志布志事件の恐怖・・・マスコミは権力を監視せよ

2003年に、鹿児島県の県議選で公職選挙法違反に問われ、2007年に無罪が確定した志布志事件について、捜査の違法性に関して元被告が起こした、損害賠償請求の民事裁判の判決が昨日あり、元被告(今回の原告)が勝訴した。地裁判決ではあるが、約60…

「ちがくて」じゃなくて・・・

子どもが時々「ちがくて・・・」と言うのを聞きとがめて、目下、矯正指導を行っている。「自分でそんなこと考えられるなんてすごいね!」「ちがくて、先生に教えてもらったんだよ。」といった具合である。我が家の子どもだけではない。勤務先の高校でも頻繁…

信州茅野の方言カルタ

今年は、方言に縁がある。3月に、知人から仙台弁のCDブックを送ってもらったという話を書いたが(→こちら)、数日前にはなんとカルタが届いた。「信州茅野の方言カルタ」というものである。送ってくれたのは茅野(ちの)市在住、現在、国立国語研究所教授…

「私的研究本」の展示会 in 石巻

我が家でも、ようやく藤の花が咲いた。駐車場に生えている巨大な松の木に絡みついた蔓から、立派な房が幾つも垂れ下がっている。藤の紫は私の好きな色だ。もう少し濃くてもいいかな、とは思うこともあるけれど・・・。 昨日はフリーの1日。午前中、「カンケ…

マジュロに寄った宮城丸

宮水航海類型3年(N3)の生徒を乗せた宮城丸が、今年も4月20日過ぎに遠洋航海実習に出発した話は、既に書いた(→こちら)。その翌日から、なんとなく『石巻かほく』の「海のたより〜漁業通信」欄を見るのが習慣化している。福島漁業無線局に航海中の漁…

二宮金治郎の本(続)

本当はやるべきことがたくさんあったのだが、どうしてもその気になれず、他人に対して責任がある「やるべきこと」ではなかったのをいいことに、息子の野球の練習に付き合う程度のことしか(?)しないまま、連休を終えてしまった。連休明けの週末が支部総体…

ロマン派の精神・・・リストとワーグナー

最近、ほとんど「ながら」聴きではあるが、F・リストが編曲したワーグナーというのを繰り返し繰り返し聴いている(バレンボイムの演奏)。飽きない。本来のオーケストラバージョンで聴いているよりも、心地よいような気がする。特に、『トリスタンとイゾル…

解釈の余地のあることとないこと(2)

昨年7月の閣議決定による、自衛の措置としての「武力の行使」三要件の第1番。 「我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権…

解釈の余地のあることとないこと(1)

10日あまり前の話になるが、「石巻教育を語る会」の役員会(?)に出席した。これは、震災前、学校の教員と一般市民とで、年に1度くらい、教育問題に関する講演会や意見交換会を催していた緩やかな教育団体である。署名や陳情・請願といった実際的な活動…

政治を語る気になれない理由

数日前、ある親しい友人から、「最近、平居は大人しいのではないか?政治的問題に関してグチさえ聞くことが少なくなった。ブログの記事だって、日常の些細な出来事に関わるものが増えているようだ。歳のせいか?」と言われた。政治を話題にすることが少なく…