2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

NIE全国大会in秋田(1)・・・尾木ママと県知事にまいった

昨日から二日間、NIE(Newspaper in education)全国大会に参加するため秋田市に行っていた。東北で全国大会が行われるということで、宮城県NIE推進委員会が貸し切りバスによるツアーを企画した。それに乗せてもらえたのである。半世紀、そのうち5分…

進路指導部研修会・・・三つの会社を訪ねる

昨日は、石巻市内の3つの工場を見学に行った。この1ヶ月くらいの間に、求人のことなどで話をした中から、これは見ておいた方がいいと思う会社をとりあえず三つ選び、夏休みを利用して「進路指導部(有志)研修会」を行うことにしたのである。立場を利用し…

自衛隊と憲法の関係をどう考えるか

今日は最悪。朝起きたら、霧が掛かっているわけでもないのに、海がどこにあるかも分からない状態。もちろん、島は見えない。これは湿度が90%を超えている証拠だ。石巻の最高気温は30度にもならなかったのに、33度の日曜日よりはるかに暑かった。やっ…

私が「戦争法案」と呼ばないわけ

昨日は本当に気持ちのいい夏の一日だった。石巻では32度が予想され、実際に33度まで上がったらしいが、我が家からは一日中海が真っ青に見えていた。田代島と網地島もくっきり。これらで湿度70%未満と分かる。これくらいなら、暑いなりに夏はいいなぁ…

根は「新日米安保」にある

以下は、23日に砂川判決について書いた「続き」に当たる。 その過程で、我が家にある憲法関係の本をあれこれめくっていたら、佐藤功『日本国憲法概説(全訂第3版)』(学陽書房、1985年)で、砂川判決に続いて日米安保が取り上げられているのが目に入…

名匠・秋山和慶

昨夜は、仙台フィルの第293回定期演奏会に行った。お目当ては、指揮者の秋山和慶。曲目は、カリンニコフの交響曲第1番とチャイコフスキーの「悲愴」であった。 秋山氏はコンクール入賞歴が無く、スクーターでヨーロッパに飛び出したなどという逸話にも事…

家を建てる前に土台を確かめよ・・・砂川判決の問題

新安全保障法案について書くのは、既に何度目かである。私ごときが書くことなど今更あろうはずもないのだが、やっぱり書いておこうという気になった。きっかけは、7月21日付け朝日新聞の社説である。それは、「砂川判決 司法自ら歴史の検証を」という見出…

新寺小路のお寺

私が宮水に来る前勤務していた仙台一高の住所は、元茶畑であるが、おそらく元茶畑という住所にあるのは仙台一高だけである。そのため、住所によって一高の場所を説明するのは難しい。そこで、一高の北を東西に走る道路の名前を借り、「連坊小路にある」と説…

久しぶりの蔵王

3連休初日は、宮水のオーシャンキャンパスで学校。宮水(私が勤務する宮城県水産高校)では学校で行う9月のオープンキャンパスに対して、海の日にちなんだ7月の学校開放行事をオーシャンキャンパスと称し、宮城丸の体験航海を始め、海で行うことにしてい…

「本物」佐伯敏子さん

ちょうど1週間前、7月10日の毎日新聞「消せない夏 ヒロシマ・ナガサキ(中)」という欄を一目見て、佐伯敏子さんの名前が目に飛び込んできた。広島の被爆者の代表として取り上げられている。 原爆被爆者については、このブログでも過去に2回書いたこと…

ゴミを減らすためには・・・

6月28日以来、毎週日曜日、朝日新聞の「フォーラム」というページで、ゴミ問題の特集を連載している。1面の3分の2を占める大きな記事である。 7月4日に投稿をした。投書欄ではなく、朝日新聞デジタルの「フォーラム みんなの意見」という所である。…

鉄道復旧の1100億円と新国立競技場の2520億円

5月の15日だったと思う。仙台に出張の帰り、JRを利用して小牛田経由で石巻に戻ってきた。途中、前谷地駅で駅前に珍しいバスが停まっていた。斜め向かいの席に座っていた2人の県職員(付けていたバッジで分かる)が、「BRT、28日から前谷地発にな…

自分と息子は別・・・岩登りで冷や汗をかく

先週の金曜日、出掛けウィークだ、という話を書いた。金曜日はNIE(Newspaper in education)推進委員会の総会・研修会で河北新報社に行き、土曜日は私用、夫婦で県民会館まで歌舞伎を見に行った。ほとんど毎年恒例の「松竹大歌舞伎」というやつである。 …

中小企業家同友会の「共育懇談会」

今週はお出掛けウィーク。「インダストリアルツアー」に引き続き、一昨日は、仙台市内のホテルで開かれた中小企業家同友会主催「先生方と経営者の“共育”懇談会」というのに出席した。代表理事の挨拶によれば、学校と会社が若者の成長について意見を交わし、…

工場見学会の敗北感

一昨日は、大衡村主催の「インダストリアルツアー」というのに行ってきた。大衡村は人口約5500人、宮城県に残る最後の「村」であるが、宮城県北部中核工業団地なるものを抱え、トヨタ自動車東日本とその関連会社を始めとする多くの大規模工場が立地して…

心配の早すぎる現実化

先週土曜日の毎日新聞で知ったのだが、山口県の某県立高校で行われた安全保障法案についての授業が、議会で問題視されたらしい。それによれば、2年生の「現代社会」で日経と朝日の記事を読み比べて議論し、グループごとに意見を発表、どのグループが最も説…

「対岸の火事」より「他山の石」

私は、ギリシャのドタバタを、並々ならぬ関心を持って見ているのだが、その実、何がどうなっているのかまったく理解できていない。新聞を何紙か読んでみてもダメである。そもそも、「緊縮財政是か非か」という問いが、ひどく間抜けなものに見える。緊縮財政…

文楽を見に行く

昨日は、人から切符をもらって東北大学・萩ホールに「文楽」を見に行った。文楽を見るのは大学時代以来約30年ぶりで、ほとんど憶えていないので、初めてに等しい。 主催は「仙台?ゾンタクラブ」という団体。今回は、創立50周年の記念行事である。私は全…

私がパネラー!!!

土曜日は、以前予告していた「石巻教育を語る会」が行われた。NHKアナウンサー津田喜章さんによる講演「被災地の声から見える、復興の光と影」である。 今さら言うまでもなく、私は被災地、正しくは「被災地現象」とも言うべきものに非常に冷たい人間である…

彫刻における文学性・・・高村光雲と光太郎

一昨日に引き続き、録画したきり時間が経ち、ようやく見ることが出来た番組についての話を書く。5月31日放映の日曜美術館「一刀に命を込める 彫刻家・高村光雲」である。 高村光雲は、言うまでもなく高村光太郎の父親。光太郎は、「木彫をしていた父光雲…

今日からは1人だよ・・・

我が家の子供が、毎週日曜日の夜「ダーウィンが来た」を喜んで見ている。広くもない家なので、否応なく付き合うことになるのだが、動物たちの恋や子育てや生き死にに関わる厳しい生活を見ていると、人間というのは、よく言えば幸せ、悪く言えばなんと自然か…

アンナ・ヴィニツカヤ

6月14日に録画しておいたものの、時間が無くて見ることが出来ずにいたN響第1806回定期演奏会(4月17日)を、この数日でようやく見ることが出来た。なぜ、数日もかかったかというと、その一部を繰り返して何度か見ていたからである。 この日の指揮…