2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

トルコと旅行の価値

ある近しい親戚がトルコを旅行して帰国し、土産をやるから出て来い、と声をかけられたので、土産はどうでもよいが、土産話は聞かせてもらおう、と出かけて行った。私も大昔、僅か3週間ほどながらトルコには行ったことがあった(1度目はイランからバスで国…

定額給付金と倹約令

中間考査で一週間とばした間に、夏至があり、沖縄戦の終戦記念日があり、マイケル・ジャクソンが死んだ。 ところで、その考査の最中、我が家に「定額給付金を振り込みました」なる通知の葉書が届いた。景気刺激の目玉とか言って、日本全国の家庭にばらまいた…

職業よりも学問

個人面談をしていて、「大学では○○を勉強したいのは分かっているのですが、将来どんな職業に就きたいのか分かりません」と恥ずかしそうに言う人が何人かいたので、それは胸を張ってよいことだ、と言った。現在、いくら就きたい職業があっても、今後、大学を…

なぜ大学はタダでなければならないか

(裏面:6月11日朝日新聞「なぜ大学はタダでなければならないか=金銭になじまぬ認識・感情」白石嘉治筆を引用) 日本の大学(特に国公立)が、他国では考えられないほど金がかかるというのは有名な話。私は、この白石というフランス文学者の高尚なる論と…

ハーモニカの驚き

先々週の土曜日、私は久しぶりで仙台フィルの定期演奏会に足を運んだ。相当無理して時間を捻出してまでわざわざ出向いたお目当ては、和谷泰扶(わたにやすお)なるハーモニカ演奏者であった。 ハーモニカなどという楽器は、魚類におけるかつてのイワシのよう…

国際化時代の学部選択

以前から、国境を股にかけて「国際的」な仕事をしたいという人は多い。グローバル化が進み、これくらい海外へ行くことが特別でなくなると、逆に、外国へ行かなくて済む仕事を探そうという人が現れてきそうなものだが、そういう声は聞かない。今や「外国へ行…

県総体余話・・・一流は美しい

県総体に出なかった我が山岳部は、磐梯山に独自の山行を行い、二日で活動を終了してしまった。おかげで暇になった昨日は剣道の会場に足を運んだ。会場が自宅から近いということもあったが、今年の剣道部は強いということをしばしば耳にしていたので、その快…