2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

難民受け入れで、国際貢献と地方の活性化を

この2〜3年、難民に関する報道を目にすることが多いと感じていたが、最近はそれが急増しているように思う。シリアを始めとして、イラク、アフガニスタンといった中東、更にはエリトリア、ソマリアといったアフリカの国々から、豊かで平和なヨーロッパを目…

気になるプルーン

宮水は始業式が8月24日だったので、授業が始まってから既に1週間が過ぎた。「異常気象」という言葉は、例年並みの時にこそ使いたくなるほど、日本全国で頻繁に語られる言葉となっているが、石巻でも今まさに異常気象。 まるで嫌がらせのように、夏休みが…

すっきりしない脳ドック

8月6日の午後、仙台東脳神経外科という所に、「脳ドック」というのを受けに行ってきた。生まれて初めてである。頭が痛いとか、視野が狭くなったといった特別な異常があったわけではない。職場検診のオプションで、3年に1回くらい、脳ドックやら人間ドッ…

知る権利と野次馬根性

高槻市で、中学生が2人殺された。葬儀も終わって、ようやく一段落、といったところだが、この間、テレビでも新聞でも、この事件についての報道が大きなスペースを占めていた。以前、イスラム国の人質事件の際に書いたことだが(→こちら)、あまり子供達には…

恐ろしき土木工事(続) 

さほど天気が悪かったわけではないが、沖を台風が通過しているからだろう。大きな波が打ち寄せていた。波消しブロックにぶつかって盛大にしぶきを立てる様子は、見ていて気持ちがいい。 今日は土曜日だが、我が家の下の巨大土木工事(復旧工事?)は行われて…

トゥリオ・セラフィン

昨日書いたマリア・カラスとの関係で、もうひとつのことに触れておこう。 カラスを20世紀最高の歌姫へと育てたのは誰か?アテネ音楽院で師事した声楽の恩師エルヴィラ・デ・イダルゴとともに、いや、それ以上によく語られるのは、指揮者トゥリオ・セラフィ…

マリア・カラス

「教育のつどい」に先立つ14日午後、仙台市内の映画館で「マリア・カラス」という映画を見た。20世紀最高の歌姫と言われるマリア・カラス(1923〜1977)が、1958年12月19日、パリのオペラ座で開いたリサイタルの一部始終を収めた記録映…

彼は弱い人なのだ・・・首相の戦後70年談話について

8月15日の新聞で、かねてより注目されていた戦後70年の総理大臣談話というものを読んだ。冒頭、「百年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が、広がっていました。(中略)日露戦争は、植民地支配のもとにあった、多くのアジアや…

真意は伝わるか?・・・全国教研のフォーラム

7月5日に予告したとおり(→こちら)、昨日は「教育のつどい(全国教研)」というのに行っていた。前日15日から、打ち合わせ会議や警備要員としての仕事、全体集会、フォーラム、それらに教え子との飲み会まで加わって、ドタバタの2日間だった。 さて、…

命の価値と生きる意味

昨日、このブログを更新した後、何か書き忘れがあるようなもやもやした気分に陥った。今朝になって、その書き忘れを思い出したので、書いておこう。 夏休み中、卒業生を始めとして多くの人と会う機会があったが、何回か、「生きることの意味」 ということが…

自然から離れる人間

暑さも少し落ち着いてきた。その暑い最中、我が家ではウグイスの鳴き声がよく聞こえていた。いつも、こんな暑い時期にウグイスって鳴くかなぁ?しかも、今年は「谷渡り(ケキョケキョケキョケキョ・・・)」にならないぞ、などと家族でブツブツ言いながら、…

偉大なる「原点」・・・齊藤秀雄メモリアルオーケストラ

先月末、秋山和慶指揮する仙台フィルの演奏会に行った話を書いた。その際、我が家にある唯一の秋山指揮のCDとして、「齊藤秀雄メモリアルコンサート」を挙げた。1984年、齊藤秀雄の没後10年を記念して、齊藤門下生が世界中から集まって開いた演奏会…

恐ろしき土木工事

我が家の近くの土木工事が本格化している、という話は、3ヶ月ほど前に書いた(→こちら)。門脇町の土盛り、八間道路の高盛り化、更には、日和大橋から魚町を通って国道398号線へと続く県道240号線の高盛り化、先週月曜日には、長野から大学時代の同級…

避難訓練コンサート?!

昨日、備忘録と言うべき大学ノートを手にしたところ、挟んであった紙がはらりと落ちた。そうそう。先月末、秋田に行った時に見つけて、あんまり面白かったので、記念に一枚持って帰ってきたコンサートのチラシだ。 その名も「避難訓練コンサート」。そのタイ…

東京ドームで野球!

5日は、主目的であった野球大会である。 東京まで行ったからには、予選を勝ち抜き、遂に全国大会!・・・というわけではない。それでいて、なんと会場は東京ドームである。東京西川という布団メーカーの製品を販売する小売店グループである西川チェーンが主…

劇団四季または「ライオンキング」

秋田から帰り、8月に入ってから3日間、夏休みを取っていた。休みの日は本当に忙しい。記事を書いている暇などなかった。 4〜5日、家族全員で暑い東京に行った。主となる目的は、5日の午前中に行われた西川チェーン主催の少年野球大会に参加することであ…

ファミレスも苦しい

秋田に行く少し前、東京に住む前々任校の卒業生O君から、帰省するのだが31日に会えないか、という連絡があった。幸い、バスが予定より早く着いたので、O君に電話をして石巻で会った。郊外の某ファミリーレストランに入ったのは、20時半であった。1時…

NIE全国大会in秋田(2)・・・地域エゴを乗り越えるために

二日目となる昨日は、まず、秋田南高校の公開授業に出た(会場は明徳館高校)。文科省によってスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定されたことによる、学校設定科目「国際探求」(1学年の「国際探求?」)の授業で、二社の社説を読み比べることで…