2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

若草色のショパン

先週に続き、週末は雪であった。12〜3センチ積もった。この程度の雪なら、通行にもあまり支障はないが、太陽光発電機がストップしてしまうのはなんだかもったいない気がする。今日は朝からいい天気。それでも、屋根に積もった雪は容易に溶けない。太陽光…

破綻は早い方がいい・・・日銀の新政策

なんとなく作文する気にもならず、1週間近くが過ぎた。1年生の書道の授業で、月に2〜3回、「天声人語」の書き写しというのをやらせている。初めて書き写しをさせる時、「天声人語」とは何かという解説をする。年に340日あまり、毎日きっちり603字…

南浜地区復興祈念公園迷走曲(8)

今冬初めてまとまった雪の積もった日曜日は、市役所で開かれた第3回協議会に出席した。前2回は都合が付かず、やむなく欠席したので、私としては初めての参加となる。もっとも、12月以来1ヶ月半の間に、勉強会の類には7回、一部の人々による夜の飲み会…

言葉を知らなければ話せない・・・NIE英語研修会

今日は朝から、見たい本があったので、まず東北大学図書館に行った。12月に仙台市地下鉄東西線というのが開通してから、仙台市街地の手前「六丁の目」という所に仙台行きの高速バスの停留所が出来た。バスをここで降りて地下鉄に乗り換えると、仙台市街の…

メンデルスゾーンの「エリア」

今日は、仙台フィル第297回定期演奏会に行った。山田和樹指揮、メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」である。今年は、3月に仙台宗教音楽合唱団によるブラームス「ドイツレクイエム」の演奏会もあるので、合唱つき大規模声楽曲の当たり年だ。 「エリア…

南浜地区復興祈念公園迷走曲(7)

今日は、「報告会」というのが開かれた。年末に届いた文書によれば、呼び掛け人は協議会副会長のKさんで、この2ヶ月ほどの間に行われた多くの勉強会で学んだことを報告する場だという。しかし、実際には、勉強会の内容を踏まえた、参加者による自由な意見…

パーヴォ・ヤルヴィの時代

昨年9月、NHK交響楽団の首席指揮者にパーヴォ・ヤルヴィというエストニア人が就いた。この人については、1年ほど前に一度触れた。その時は、ドイツ・カンマーフィルの芸術監督としてであった。その後、就任前も含めて、テレビで10回ほど、ヤルヴィ指…

南浜地区復興祈念公園迷走曲(6)

三つ目の問題である。話は前後するが、会の冒頭で、私は1月6日に毎日新聞に載った記事を問題とした。それは、「門脇の大看板、移設へ〜「がんばろう!石巻」復興公園で保存」というものだ。石巻にボランティアや被災地ツアーで来たことのある人は、おそら…

南浜地区復興祈念公園迷走曲(5)

さて、7日の部会の話である。何しろ土地は広大で、問題は多岐にわたるので、ここでいちいち報告は出来ない。問題を三つに絞って書いておこう。 まず一つ目は、完成後の維持管理の問題だ。私は、最初にかけたお金に比例して維持管理費は増えると思っているの…

自然が人間を弄ぶ・・・石油の値段

原油の取引価格が、1バレル30ドルを切ったということが、大きなニュースになっている。過去の最高値は147ドルだそうだから、なんと5分の1。石油はイコール文明で、しかも再生不可能。となれば、資源の量が減り続けている上、脱石油など実現する気配…

南浜地区復興祈念公園迷走曲(4)

年末、仕事納めの翌日だっただろうか。市から1月の様々なスケジュールを知らせる文書類が届いた。ひとつは、協議会の事務局長である市の復興事業部基盤整備課長による、第3回協議会と、それに先立つ部会(分科会)の案内である。もうひとつは、がんばろう…

雪の少ない蔵王、またはS先生の詩

昨日から二日間、頼まれ生徒引率で、仙台一高井戸沢小屋に行っていた。数日前の天気予報では、この3連休、後ろに行くほど天候は悪いということだったが、直前の天気予報ではずいぶん変化して、そこそこの天候が予想されていた。実際行ってみると、2日間と…

教科書問題・・・批判の矛先を間違うな

教科書に関する問題が、頻繁に報道されている。三省堂に続いて数研出版、そして最大手の東京書籍だ。おそらく、まだ出て来るだろう。あまり教科書会社を責めない方がいい。より一層悪いのは制度であり政府なのだから。 私は、国の教育政策の悪質さを象徴する…

「十字架につけよ!」

既に何度か書いたことだが(→例えば)、私は『聖書』、中でも福音書が大好きだ。最初にそのことに触れた時、私は次のように書いた。「大学時代に改めて『聖書』に向かい、イエスの視線が、実は神よりも人間に、死後の世界よりも現世に向けられていることに気…

「先生」というあだ名

明日から昔で言う三学期。今は二期制になってしまったので、後期の冬休み後授業ということになり、一言でうまく言い表せないのが本当に不便である。よって、名称上「始業式」というものもなく、全校集会は「開講式」だ。 仕事には6日から出たが、平々凡々な…

二宮金次郎の本(続々)

年末に、読者の方から分厚い封書をいただいた。開けてみると、お手紙とともに、主に二宮金治郎像に関するいろいろな資料が入っていた。私が昨年二度にわたって書いた二宮金治郎像に関する記事(→1回目、2回目)を、かつて東京都公文書館に勤務していた「知…

Aと会った喜び

我が家では、年末に一族で温泉に一泊旅行をする。一昨年は、家族で関西旅行をしたので、母には申し訳ないと思いつつ実施しなかった。昨年は、12月29日に鳴子(なるこ)温泉に行った。 毎年、場所は変わるが、意識してわざわざ変えているというわけではな…

謹賀新年〜2016年元旦

(今年の年賀状は以下のとおり) 謹賀新年〜2016年元旦 「お元気でお過ごしのことと存じます。 おかげさまで、家族一同元気に過ごしております。息子も小学校に入学しました。姉弟で少年野球チームに入り、狂ったように野球ばかりしています。 私は水産…