謹賀新年〜2016年元旦



(今年の年賀状は以下のとおり)

謹賀新年〜2016年元旦

「お元気でお過ごしのことと存じます。

おかげさまで、家族一同元気に過ごしております。息子も小学校に入学しました。姉弟で少年野球チームに入り、狂ったように野球ばかりしています。

私は水産高校6年目。思いがけず就職係になってしまったおかげで、水産・海運を始めとする様々な業界の素敵な方々と出合い、職場を訪ね歩く刺激的な1年になりました。

私生活では、「後世に負の遺産を残さない」という問題意識で、石巻市の南浜地区復興祈念公園計画検討協議会に参加しました。議論は山場にさしかかっています。

温暖化による気象の激化またはエネルギー危機、そして食糧危機という「文明の崖」は、そう遠くない将来、間違いなくやって来ます。自然に対して謙虚に頭を下げ、食べられることを十二分な幸せとして生きていきたいものです。

本年もよろしくお願いします。ご自愛ください。」


 本物は、この文章の下に猿の親子のイラストと、私の自宅電話番号、メールアドレス、URLが印刷してある(他に、妻が編集した写真入りのファミリーバージョンもある)。出す時には、文面下に2〜3行は手書き文字を入れ、署名をする。相手によって内容が異なるので、その部分はここに紹介できない。

 さて、12月の半ばに年賀状を買って来て、まずこの文面を百数十枚印刷した。次に、宛名面だ。この時、私の背中に冷たいものが走った。というのも、年賀状だから当然切手(?)が予め印刷されているわけだが、そこにはミッキーマウスがデザインされていたのである。えっ!?、2016年は申年だとばかり思って、猿の親子のイラストを入れたのに、実はねずみ年だったのか?!・・・。エラーとしてはあまりにも大きい。しかし、百数十枚の年賀状を反故にして、新たに買い直し、イラストだけ入れ換えて印刷し直すのは、労力においても金銭においても資源においてもロスが大き過ぎる。う〜〜ん、困った。

 数分間途方に暮れ、近くにあった昨年の年賀状のデザインが羊であるのを見て、やっぱり申年でいいのではないか、と思い直し、更にインターネットで確かめて、申年であることを確認した。本当に安心した。おそらくミッキーマウスが切手のデザインになっているというのは、単に郵便局の販売戦略の一つに過ぎないのだろう。それにしても、新年の挨拶には「十二支」が付き物なのだから、十二支に含まれ、かつ今年の「支」ではない動物をデザインにするのは、人騒がせも甚だしい。

 いや、こんなことに驚いているのは私くらいのもので、普通の人は、そもそもミッキーマウスを動物とは認識していなかったりするのかな?ともかく、面倒なことにならなくてよかった(汗)。

 よい1年になりますように。