謹賀新年 2018年元旦

 今年の個人バージョン年賀状の文面は以下のとおり。他に、子供たちの写真をちりばめた家族バージョンがあるが、出した枚数は限られている。


「お元気で、よい新年をお迎えのことと存じます。
 おかげさまで、我が家も家族一同元気に過ごしております。
昨年は、7年間勤めた水産高校から、宮城県最大の県立高である塩釜高校に異動したこと、20年来の学問(中国現代史)を整理して、母校で博士(文学)学位を取得したことくらいがトピックで、社会参加については低調な1年だったかも知れません。
 土を耕して自給自足が人間の原点。それにどれだけのことを付け加えることが許されるのか?「夢」は、殺される心配も、食べられないという心配をすることもない日本の今に成就している。それを忘れて、虚構に「夢」を追い求めるのは間違い。石油を燃やすことの上にのみ成り立っている偽の「豊かさ」を問い直し、生物としての人間の原点に立って、簡素な生き方や社会を実現する努力をこそしたいと考えています。
 本年もよろしくお願いします。ご自愛ください。」


 例年どおり、最後に2〜3行自筆で書き足し、署名をして出した。
 私は出していないが、相手からは来た、という年賀状がけっこうある。
 早速返事を書き始めたが、新年早々、PCが至って不調。文面といわず、宛名面といわず、プリンターに出力しようとするとフリーズすることの繰り返し。試しに、と思って、年賀状と関係のない一太郎文書を印刷しようとしてみたら、これもフリーズ。改めてプリンターのドライバーをインストールし直そうと思ってみたが、今度はCDが見つからない。
 日頃、文明の利器にぶうぶう文句を言いながら、自分の都合次第で頼るということに、PCが逆襲を試みているものと思われる。今年も闘いが始まった。くそっ。