2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

今あなたが手にしている本

宮城県のほとんどの高校では、明日、卒業式が行われる。それにあたり、卒業アルバムを始めとして、生徒会誌やら同窓会報、PTA会報、図書館報といった、数々の印刷物が配られた。そこに寄稿を依頼されるのは、主に今年来た新任教員で、私もその一人である…

病院再編と地形図

もはや1年半以上前、2021年9月、村井宮城県知事は突然、県内にある4つの大きな病院を再編成すると発表した。すなわち東北労災病院と日赤病院を統合して県北の富谷市に、県立がんセンターと精神医療センターを統合して県南の名取市に、それぞれ新しい…

奇妙で不思議な海洋ベントス・・・ラボ完全復活!

昨晩はラボ・トーク・セッション第25回であった。コロナによる中断を経て、昨年10月から再開したラボは、飲食がしにくいという状況もあって、時間を土曜日の午後に移し、高校生の取り込みに努めた。ところが、残念ながら、高校生には参加の可能性が一切…

寛容な組織の中で・・・登山部顧問会への感謝

昨晩は、仙台市内のホテルで高体連登山専門部の主催による「退官記念祝賀会」なるイベントが開かれた。定年を迎える現職の顧問2名とともに、私はなんと「主賓」である。 もっとも、私は現在、美術部の顧問であって、登山部の顧問ではない。したがって、名簿…

日本共産党の除名処分

2月5日、日本共産党の松竹伸幸氏が、分派活動を理由として、京都府委員会によって除名処分された。一般メディアによる報道では、1月に松竹氏が出版した本の中で、志位委員長が20年にわたる長期政権を続けていることを批判し、「党首公選制」を主張した…

いかがわしき「中立」

金沢市役所前の広場で護憲派が集会を開くことを市が不許可としたのは、「集会の自由」を定めた憲法に違反するとして市民団体が起こした訴訟で、昨日、最高裁が合憲判決を出した。なにしろ憲法判断である。それなりに重大問題と認識されていたらしく、新聞各…

「賃上げ」の怪

もはや1ヶ月半も前の話になるが、様々な団体による年始行事を見ていると、誰も彼もが「賃上げ」を連呼していて不思議な気分になった。安倍首相の時からそうだったが、労組の委員長も首相も同じようなことを言っているというのは不思議な感じがする。 そもそ…

腹の中で、そして遠回しに・・・

公私取り混ぜ、昼も夜も多忙を極めていて、こんな所に文章を書いているどころではなかった。 その多忙も一段落した週末、まずは仙台フィルの361回定期演奏会に行った。今年度、私がメインイベントに位置づけていたものである。曲目も演奏者も完璧。来年度…

不動の原点は「平等」

私が昨年9月末に還暦を迎えたこと、したがって、必然的に今年3月末で定年になる(ただし、再任用という形で雇用は継続され、生活は何も変わらない)ことについては、既に何度か触れた。 いよいよその瞬間が迫ってきたところで、この半月ほど、私は教員生活…

しつこく女川

今日はまた女川に行った。呑み友達である仙塩地区在住のT君が、私のブログ記事(→こちら)を読んで、「どうしても『三秀』に行きたい」と言うから、「じゃあ、行こう」と応じたのである。しかし、昨秋以来3回の女川行きは、いずれも井内の奥からだったので…

富山観音と大仰寺

3年生が考査に入った昨晩は、職場の同僚と松島のホテルに泊まって大宴会をしていた。食事がバイキング形式で、大量のカロリーを摂取することになるし、お酒を美味しく飲みたいという気もあったので、走って松島入りすることにした。さて、どこからどう走っ…