2017-06-25から1日間の記事一覧

高村光太郎と「天皇」(4)

なぜ自分は戦争に加担したのか、その理由を問い、自分を見つめ、詩に表現するという作業を、光太郎は戦後約5年間にわたって続けた。そして、1950年(昭和25年)10月、それら一連の詩を一冊の詩集にまとめ、『典型』と名付けた。6月、光太郎は以下…