最後に「詞書(ことばがき)」の問題に触れる。 詞書とは、短歌の前に書かれている作歌事情を説明した部分である。岩澤先生が引いている『万葉集』の大伴旅人の歌で具体的に見てみよう。 a 大宰帥大伴卿(だざいのそちおおとものまえつきみ) 酒を讃むる歌…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。