数字は何を物語るか?・・・いよいよ高校入試



(1月24日付学級通信より・続)


【数字は何を物語るか?・・・新高校入試が始まる】

 弟や妹がいる人は知っているだろうが、宮城県の高校入試が変わる。いわゆる「推薦入試」が廃止され、いわば自己推薦の「前期選抜試験」になり、「一般入試」が「後期選抜試験」になった。その前期の出願と第2回予備調査が締め切られ、先週金曜日の新聞に発表された。見た人も多いだろう。

 宮水海洋総合科(M)の前期選抜は1.72倍、情報科学科(E)は1.42倍である。枠が小さい(定員の30%)所へ、第1希望の生徒がみんな出願するわけだから、倍率が上がるのは当然。県全体で前期の平均倍率は2.35倍になったから、それに比べればやはり宮水は不人気ということになる。しかし、宮水以下の所はたくさんあるし、やはり第1希望の生徒がそれだけたくさんいるというのは嬉しい。

 前・後期合わせての志願者(予備調査)は、Mが0.93倍、Eが0.63倍で、Eは昨年と同じ、Mはやや増えた。震災直前(予震の日)に入試を受けた諸君の学年は、Mが1.08倍、Eが0.68倍だったので、まだまだという考える人もいるかも知れないが、今の3年生はM0.85倍、E0.68倍だったのだから、震災前と同じレベルと言っていい。仙石線がいまだ不通のままで、下宿も激減という悪条件の中では、大健闘と言っていいのではないだろうか。どこの中学校から出願・志望があったのかはまだ明らかになっていないが、全県の中学生の目が少しずつ宮水に向いてきているのは確かなようだ。早くも『それゆけ、水産高校!』効果か?いや、んなわけねぇか・・・。


(裏面:12月29日付『朝日新聞』より、教育「どうする?アダルトサイトの高額請求」

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