宮水への関心の高まり



(7月19日付け学級通信より)・・・昨日の続き


【宮水への関心の高まり】

 一方、オーシャンキャンパスは、昨年に比べ来場者も多く、ダイビングのデモンストレーションなどの新企画もあって、なかなか盛り上がった。私が驚いたのは、宮城丸の体験乗船に80人以上(定員+30人)、県外から3組の申し込みがあったことや、進学相談コーナーに仙台方面から人がたくさん来てくれたことだ。中には、息子を宮水に入れたいと、1人で仙台から来た、などという母親もいた。

 宮水の宣伝部長(?)をしていて、遠い所から宮水に思いを寄せる人の多さをひしひしと感じている。通学、下宿(寮がない!)問題の壁が厚いので、来年ただちに受験生が増えるかどうかは分からないが、宮水にいる人間としてなんとなく嬉しく、励みになることだ。


【いざ、全国カッター大会へ!!】

 全国にたった46校という水産高校の世界には、多くの学校で「カッター部」という希少なる部活動が存在し、毎年熾烈な全国大会(正式名称:全国水産・海洋高等学校カッターレース大会 スローガン:「めざせ!海の甲子園」)も行われている。会場は、全国を4ブロックに分けての回り持ちで、今年は青森県の八戸水産高校だ。東北が会場になるということで、カッター部のない宮水も招待を受け、柔道部中心の即席カッターチームが毎日練習に励んでいる。

 そこに公募で飛び込んだのは、我がE3のアベナオで、都合、E3からは3名が出場する。フォークリフト講習と日程が重なるので、多少悩んだ人もいたようだが、ふたつを天秤にかけて「めったにないチャンスだ」「高校時代にしかできないことだから」と、カッターを選んだのは、実に賢明な判断だと思う。

 大会は7月26〜28日。残念ながら私は行けない(連れて行ってもらえな)けれど、皆で石巻からエールを送ろう!


(裏面:7月9日付け『読売新聞』より「Gの肖像〜盗塁 数秒にかける日々」(田中富士雄筆)を引用

平居コメント:たった数秒の仕事のために1日の大半が費やされている。これは「氷山の法則」だな。

7月11日付け『朝日新聞』より「社説余滴〜電気さん、ありがとう」(稲垣えみ子筆)を引用

平居コメント:「ある」ことが当たり前だと思うと、「ない」ことに腹が立つ。「ない」ことが当たり前だと思うと、「ある」ことが感謝に変わる。そして大抵のものはもともとなかったのだ、電気だけでなく、ガスも水道も、携帯電話も学校も・・・!)