女川のサンマ



 昨日の『石巻かほく』に、女川でサンマの初水揚げがあったという記事を見つけて、驚くと共になんとも明るい気分になった。そうしたところ、夜、遠い親戚のUさんから、大量のサンマが届いた。なんと女川の初物である。大きさ不揃いなところが、いかにも港から慌てて運んできました、といった雰囲気を出していてよい。

 Uさんは、彼が避難していた私の親戚宅に、震災直後、私が若干の物資を手に入れては差し入れに行っていたことをありがたく思ってくれていた上、女川でサンマが揚がったことに感激して、送ってみたくなったのだという。

 あちこちに配った上で、我が家でも塩焼きにしていただいた。うまい!まさか今年、女川で揚がったサンマが食べられるとは思わなかった。初競りでは、相場の4倍もの値が付いたというし、実に結構なことである。Uさんに感謝しよう。