厄よけ大師



(12月24日河北新報 西塚十勝氏の訃報引用)

 日本にいなかった時期もあって、新聞にもあまり真面目に目を通していなかったが、この訃報は面白かった。人生の不思議、人間の「運」というものの不思議さを感じる。

(注:西塚氏は中央競馬で510勝を挙げた騎手であるが、「強運の人」として知られていた。洞爺丸に乗り遅れた時に洞爺丸が遭難し、同じく「ばんだい号」に乗り遅れた時に、ばんだい号が墜落し、たまたま外出していた時に、泊っていたホテルニュージャパンが火事で焼けた。3度も九死に一生を得たことから「厄よけ大師」と言われた、という)