ようやく出た!!・・・宮水の復旧計画



(1月19日付学級通信より)

 東京では異常乾燥注意報発令が連続34日となり、史上第3位に並んだそうである。石巻がどうか正確には知らないが、太平洋側はどこもかしこも似たような状況にあるらしい。乾燥すると増えるのは、火事とインフルエンザである。E1でも今週は、インフルエンザを含めて、連日5〜7名が欠席という異常事態。我が家でも、子どもが次々とインフルエンザにかかり、遂に昨日は私が子守休業の羽目になった。管内の某高校では、3年生で学級閉鎖が出たとも聞く。

 どんなことでも、事態が深刻になると大切になるのは「基本」である。うがい、手洗い、マスクといった「基本」を大切にして、元気に学校生活をenjoyしよう。


【遂に決定!!宮水の将来】

 右は昨日の『河北新報』の記事である(ブログでは略)。簡単に言うと、宮水は、今の渡波校舎を改修して来年度中に渡波に戻る、その後、同じ敷地の内に新校舎を建て、2016年度末までに完成=完全復旧とする、ということだ。これは、最終決定らしい。諸君は渡波で1年以上を過ごすことは出来るが、新校舎に入ることは出来ないということになる。少し複雑な気分だ。

 新築するとは言っても、実習棟も含めた全てなのかな?新築工事が始まれば、校庭は使えなくなるんじゃないのかな?仮設住宅が建っている第2グランドは、本当に2年で仮設を撤去するのかな?防潮堤工事のために撤去となった艇庫は、どこに再建されるのかな?そもそも、冠水対策が進んだとは言っても、ポンプで強制排水することでかろうじて冠水しないというだけなのに、本当に大丈夫なのかな・・・?疑問は尽きないが、私が心配してどうなることでもなさそうだ。ともかく、ある程度将来が見えてきたことは一歩前進と言ってよいのだろう。

 諸君がこの仮設校舎に通うのも最長であと1年余り。いろいろ不自由はあるががんばろう。


(ブログへの補足)

 産業教育審議会から「農水産高校の復旧を早期に」という答申が出たのが1月13日、県教委がそれを受けての見解(方針)を発表したのが17日、そしてなんと昨日(18日)、宮水では県の改修計画に関する国の査定という作業が行われていた。つまり、県が「宮水渡波校舎改修」を発表してからわずか1日(答申を起点にしても5日)で、改修工事の計画書は出来上がったのである。その一方で、産業教育審議会に農水産高校復旧のあり方についての諮問がいつ行われたかは分からなかったが、仮に、7月19日の今年度最初の審議会で諮問されたとすると、「農水産高校の早期復旧を」とだけ(?答申の全文は探したが見つけられなかった)言うために6ヶ月を要したことになる。偉い人たちのやることは、私には大抵理解できない。

 渡波の実習棟には、まだ電線さえ引かれない。改修工事の際にするつもりかも知れないが、私たちの目の前にいる生徒の高校生活は3年間しかない。県庁というはるか彼方の城楼にいる人たちの考えることは、やはり私には分からない。