謹賀新年 2020年元旦

 まず、今年の年賀状の文面から。

 

謹賀新年 2020年元旦

 お元気で、よい新年をお迎えのことと存じます。
 おかげさまで、我が家も一同元気に過ごしております。
 私は体調良好をいいことに、少々飲み過ぎ気味。夏には念願かなって、南アルプスの3000m峰6座を一気に制覇しました。「春」と予告していた拙著『冼星海とその時代』は、難産の末、7月にようやく発刊。ご一読いただけると幸いです。
 塩釜高校3年目の今年は1学年主任。社会に蔓延する目先の利益主義を克服するためには、私たちが利益誘導の教育から抜け出さなければならず、不勉強な高校生を目覚めさせるには、教員が勉強していなければならない。それらを課題として悩む日々。
 社会的な問題意識は、ますます「温暖化」。この期に及んで、まだ経済成長を目指すのは異常です。気象災害という「空襲」は更に熾烈さを増すはず。食糧危機も、着実に近づいて来るでしょう。虫のいいことを考えていては、自然は許してくれません。使い捨て容器、自家用車や飛行機の利用などをできる限り減らし(原則禁止)、いかにエネルギー消費の少ない生活をするか・・・政治家や科学技術を当てにせず、とにかく行動せねば。
 本年もよろしくお願いします。ご自愛ください。

 

 毎年、申し訳ないくらい同じパターン。この文面の左下にネズミの小さなイラストが入り、右に電話番号やメールアドレス、このブログの名前が入る。その間に3行分くらいのスペースがあり、そこに何かしらの言葉を手書きで書き込み、サインをして出す。

 通り一遍の挨拶では正に「虚礼」であって、年賀状を出す意味がないので、このようなメッセージとなる。

 今年の年賀状の文面は、実は3つあり、上のは第二バージョン。第一とほぼ同じなのだが、文面に少し気に入らないところがあったので、手直ししたものである。第三はファミリーバージョンで、主に家族が使い、私は数人にしか出していない。

以上