当たり前の価値

(10月22日「学年主任だより№22」より②)


【学年レクレーション準備始まる】

 月曜日に第1回のHR委員会を開いたことは、各クラスでの連絡もあったし、その後、HR委員から説明やアンケートがあったりしたはずなので、既にみんな分かっているであろう。
 第1回の委員会は5分以上前に全員集合で和気あいあい、過去2年間の実績による自信もあってか、「大丈夫、私たちがちゃんとやりますから」という雰囲気に満ちていた。私は冒頭で多少の説明(内容を検討する上での条件=①全員参加、②雨天も考慮、③わざわざ密を作らないetc)をした後、すぐに退室した。
 第2回の委員会を今日開くことも含めて、議論はスムーズに進んだようだ。まずは余計な口を挟まず、生徒諸君による計画書を出してもらう。その通り実施して良いかどうかは、それ書を見ながら考える。「おお!これは面白そうだ・・・」と、私たちがワクワクできるような企画を期待している。


【当たり前の価値】

 先週の木曜日、急な事情があって、久しぶりで担任の代わりに朝のHRに行った。打ち合わせが終わってすぐに職員室を出て、教室に着いたのは始業の4分前だった。騒然として、多くの生徒がスマホを手にしているような状態だったら嫌だなぁ、と心配しながら行ったのだが、杞憂だった。空席(まだ来ていない人)が5つあまりはあったものの、登校した諸君は全員着席して、お約束の「読書か授業の準備」にいそしんでいた。廊下を通った際にちらっと見ただけだが、隣のクラスもほぼ同様の状況だったと思う。
 感心、感心。当たり前なのだが、それが出来るのはいいことだ。高校入学直後にやっていたことで、今だからやらなくてもいいなどということは何一つない。進路が決まったら決まったなりに、新しい生活へ向けて蓄積していくべきこと、解決していくべき課題はたくさんあるだろう。