生きています…被災第1報



地震から1週間が経ちました。今日、石巻市内で電波の状態が改善されたので、慣れない携帯から書き込みます。

たくさんのメールありがとうございました。おかげさまで生きています。家族も無事(確認に48時間かかった)、そして申し訳ないことに、家も無傷でした。

周囲には、実感を超えた異常な光景が広がっています。

今は、時々自宅に戻りながら、基本的には水産高校で避難者の世話をしています。子供は仙台の親戚に預かってもらっています。

学校は50センチ余り浸水しましたが、2・3階に約300人が暮らしています。生徒の安否確認もままならず、交通・通信状態もめちゃくちゃなので、学校再開の見込みはたちません。

街が根こそぎ壊れたので、石巻が再生するかどうかも怪しいところです。

我が家が無事だったとは言うものの、いわゆる「ライフライン」は、電気だけしか回復していないので、当分はガマンの生活が続きます。まぁ、半分は「文明ざまみろ」という気分で、学校での合宿生活も心楽しいのですが…。ただ、家族も含めて、命があるというのはありがたいことですね。

目下の心配は原発と、身の回りの治安悪化です。

PCのメールは当分使えません。いつもと同じであることを望むのは愚かです。

市内にいて暇な時には、出来るだけ更新します。続報をお待ち下さい。