昨日から佐村河内守に関する「事件」が大きな話題になっていて、私のブログへの入場者数も驚異的な数になっている。が、私にとって特別な思いのある記事でもないので、ま、それはそれ。昨日書いた以上のことを付け加えて書く気はなかった。ところが・・・。
帰宅したら、仙台フィルからの郵便がポストに入っていた。4月11日に仙台で行われる予定だった交響曲第1番「HIROSHIMA」演奏会がキャンセルになったという通知かな?それにしては早すぎるし、確かあの演奏会は仙台フィルが主催じゃなかったはずだよな・・・などと思いながら開封したところ、中から出て来たのは、なんとびっくり!、抱腹絶倒!!!・・・4月11日の演奏会のチラシであった(だけじゃないけど・・・)。
よりによってこのタイミングで、昨年の7月からチケットを売っている演奏会のチラシを、わざわざ送って寄越すとは・・・。B席は「SOLD OUT」、A席は「残りわずか!」とは書いてあるが、S席に比べれば、AB席は数が圧倒的に少ないはずである。多分、S席は大量に売れ残っており、そろそろまずいと思って、仙台フィル主催の演奏会チラシを送るついでに入れたんだろう。それがたまたま、不幸にしてこのタイミングだったわけだ。チラシをまじまじ見ながら、家族と正に腹を抱えて笑ってしまった。仙台からだから、昨日発送したのだと思うのだが、仙台フィル事務局は、報道に気付いていなかったのかなぁ?いや、主催者から直接、すぐに連絡が入ったと思うけど・・・。
チラシには、次のような詞書きが書かれている。
「現代のベートーヴェン
待望の仙台公演決定!
孤高の作曲家が
凄絶な闘いを経て
たどりついた世界
深い闇の彼方に
希望の曙光が降り注ぐ
奇跡の大シンフォニー」
今読むと、本当に滑稽だ。あまりにもおかしいから、どうしても書いておきたくなった。このチラシ、記念に取っておこう(笑)。美品だから高くなるかも(笑)。