今日から授業(塩釜神社のことも)

(2021年1月7日付け「学年だより№75」より)


 短い冬休みが終わった。コロナ感染で、いつ緊急メールが来るかと、少しドキドキしながら待ち構えていたが、結局、何事もないまま新学期となった。全員無事に充実した冬休みを過ごせたと信じる。
 年末以来、太平洋側、あるいは仙台・塩釜とはとても思えない天候が続いている。雪景色はきれいだし、寒さは冬を実感できて気持ちよくもあるのだけれど、年始、実家(仙台市郊外)に帰っている間に水道管が凍ってしまい、帰宅後、大慌てをした。なんとか復旧したが、当たり前が当たり前にあることのありがたさを、改めて実感することになった。
 私は昨日から学校。例によって、塩釜神社経由で登校するのだが、年始くらいと思って、いつもは一礼して通過する拝殿にお参りをした。学校の近くの神社だから、つい願い事は学校に関することになってしまう。細々と言えばいろいろあるが、とにかく2年生諸君の成長が実感できて、各自が希望する進路が実現するいい1年になりますように、ということだ。もっとも、それを実現させるのは神様ではなく、諸君自身だということは忘れるまい・・・。

(余談)
 私はいったい年に何回塩釜神社に行くのだろうか?と、自分自身で興味が湧いてきたので、昨年1年間、行く度にカレンダーに印を付けてみた。年末に集計したところ、229日、257回であった(朝晩で2回という日が28日あった、ということ)。建物そのものも美しい(特に別宮の本殿!)し、季節や天候による景色の変化が激しくて、飽きるということがない。駅から神社経由学校まで、全力で歩いて30分はかかるし、その間に標高差が100mほどあるので、おそらく体調管理のためにもいい。塩釜神社以上に見る価値のある神社というのは、奈良・京都でも、せいぜい北野天満宮と上・下賀茂神社くらいだろう、というのが私の評価だ。昨年の修学旅行中止は返す返すも残念だったが、身近なところにも鑑賞に堪えるいい所はあるのだ。


*年賀状(→こちらに文面あり)貼り付け。文章の後に「権利とチャンスをフルに利用し、大きな成長を実現させて下さい。期待しています。」と書き込んで署名。
年賀状についてのコメント:手紙を書く機会が年々少なくなる中、お互いにパソコンで作った部分が多いとは言え、手書きの言葉を多少は添えて、数日がかりで1枚の紙が行き来するのは楽しい。
 今年は、外出自粛の影響で、全国的に年賀状が相当増えたという。忘れかけていた価値に気付くいいチャンスだった。

 

(その他、3月までの予定に関する記事省略。)


裏面:全国4紙と河北新報の元日のコラムを貼り付け。
平居コメント:新春恒例! 課題を直視することと、明るい展望を語りたいということの葛藤を克服しようと、各社で最高の書き手(主に論説委員)が知恵を絞っている。