今更の走り初め



 今日、久しぶりで走った。

 ここに書いてはいなかったが、実は、12月の半ばに腰痛が再発し、走るのを中断した。その後、1週間ほどで腰痛は治まったものの、寒い時期だったこともあって、根が横着であるが故に、走るのがすっかり億劫になり、「オフ」と決めて春を待つことにしてしまった。最近、光が非常に春らしくなった上、この週末は暇だったこともあり、また、昨年北上市民マラソンを一緒に走ったW先生が、先週の半ばに「今日、久しぶりに走って学校に来ました」と言っていたことに刺激を受けたこともあって、3月を待たずに、「ぼちぼち走るか」と重い腰を上げた、というわけだ。

重い!実に重い。よかったのは最初の200mくらいで、たいしたペースではないにもかかわらず、あとはまるで自分の体ではないように重い。なんの爽快感も得られないまま、6Km弱くらい走ってやめてしまった。まぁ、初日だからこんなものだろう。

 走ることについては、昨年ずいぶん書いた。気持ちのよいことだし、体調を維持する上でもよいのだが、時間を取ることの難しさがストレスで、差し引きプラスなのかマイナスなのかは微妙なところだ。時々すっと姿を消すので、家族からも不評であるような気がする。

 休んでいた2ヶ月半の生活は、不健康そのものであった。動かずによく食べた。恐いので一度も体重計には載っていない。これからは走ることも増え、体重もコントロールできるようになるのだから、データとして現状を確認しておこうと、夜、おそるおそる体重計に載ってみた。驚くべきことに1.5Kgほどしか増えていない。少し嬉しくなった。

 というわけで、ぼちぼち、無理のない範囲でまた走ることにする。