海での実習が始まる!



 水産高校は、22日(月)に授業が始まってしまった。

(7月22日付第2次月曜プリントより抜粋)

 夏休み中、少し時間のある時には、図書室で自分なりの勉強をしていた。生徒が来ることはほとんどなかったが、時々、3年生の某君が、就職試験に備えて黙々と勉強していた。自分の作業をしながら、時々某君の方に目をやると、真剣そのものだった。隣のPC室では、電気工事担任者の資格を取るための補習がずっと行われていた。参加していた生徒の大半が、昨年私も関わっていた生徒だったこともあって、補習の前後や休憩時間に話をすること多かった。勉強する若者、真剣に何かに取り組む若者の姿というのは本当に美しいものだな、とつくづく思った。

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 震災後半年を目前に控えて、渡波に戻る時期の目途こそたたないものの、復旧は少しずつ着実に進んでいる。中でも、一部の船の修理が終わり、海での実習が始められる見通しが立ったという話は、特に明るい話題である。

 18日に「テトラ(船外機付き小型船)」が下架(船を海に下ろすこと)され、明日はカッター、26日には「スピカ(小型船舶教習用のモーターボート)」と下架が続く。他の船も「みさご(中型実習船)」を除くと、10月中には使用が可能になるらしい。聞くところによれば、海洋総合科だけではなく、情報科学科諸君の「カッター体験」も9月中旬に計画されているとか。

 やはり、海の活動あってこその宮水だと思う。楽しみにしよう。


裏面)8月10日付け『朝日新聞』から、「(リレーオピニオン 女神からの自由研究 番外編・男の家庭科) 山頂でアイロン、美を競う」を引用。「エクストリームアイロニング」なるものについての記事なのだが、抱腹絶倒。以下、その記事に付けた私のコメント。

「私が夏休みに目にした記事の中で、特に面白かった(Funny)ものだったので、話のネタとして・・・。世の中にはいろいろな人がいて、いろいろなことに価値を見いだしているんだねぇ・・・(笑)。」