E1崩壊まであと2日・・・!!??



(10月20日付「第2次月曜プリント」より転載)


 いよいよあと2日となった。朝にも話したとおり、超満員は保証する。今年の宮水、いや石巻地区にぴったりのテーマで、しかも、ありきたりでない企画はこれしかない。少なくとも、情報をgetしている人間は必ず来る。

 当日の出来については、はなはだ心細い限りで、あとは「高校生の若さ(エネルギー)」と「人間としてのプライド」に期待するしかない、と思っている。

 ところで、今朝職員に配られた錨章祭のパンフレットを見ていて、E1のところに「生徒達の切実な想い(←誤字だね=笑)がつまった演劇となっています」と書いてあって、私は意外な感じがした。諸君のだらだらとした練習を見ていて、私は、今回の演劇が失敗するとすれば、本心と違うことをテーマにしたからなのではないのか、諸君が「宮水復旧」を言い出したのは、考えるのが面倒で、今はやりの問題として無難だからではなかったのか、と疑っていたからである。

 そう、自分たちの本心ではないことをテーマにした演劇をしようとしても、絶対にいいものにはならない。逆に、諸君が本当に宮水を復旧して欲しいと思っているのなら、あの演劇は間違いなくいいものになる。人間は、自分の本心に従ってこそ本気になれるのである。今回の演劇で問われているのはそのことだ。

 泣いても笑ってもあと2日。「復旧」を広く訴え、みんなで何かをやり遂げたという感動を味わうことが出来るのか、それとも、最後までダラダラとしてしょぼい結末を迎え、悪のスパイラルへと進んでE1崩壊!が実現(?)するのか・・・楽しみにさせてもらおう。

 なお、パンフレットには「主役たち(←この表現、変!!)の個性にみちあふれた演技も見ものとなっています」とも書いてある。ふ〜ん?!

〈本番:10月22日(土)11:00 音楽室・・・1回きりの公演!〉