昨日の補足のような話。
昨日、息子を保育所に迎えに行った時、学童保育のＮ先生から声をかけられた。娘は一人でテニスの練習に行く日に当たっていて、学童にはいない。わざわざ、外にいた私と話をするためにドアを開けて、とは、何事だろうか？と思った。
某先生は、署名用紙のようなものを私に差し出し、記名して欲しいという。あまりオープンな署名ではなく、市に対して、学童保育にエアコンを設置して欲しい、という内部的な要望書であった。提出者が誰になっているか（所長なのか保護者会なのか？）は確認しなかった。
なにしろ、相手はいかにも人のよいおばさんといった風で、私も大好きなＮ先生だ。私は明るく、大げさな身振りで「ダメダメダメダメダメダメ、無理無理無理無理･･･」と言った。そして「石巻あたりで、暑いからってすぐにエアコンとか言うから、子どももそれが当たり前だと思ってひ弱になり、環境問題も深刻になるんじゃないですかぁ。我が家にもエアコンなんて一台もないし、私はそんな要望を認めるなという署名集めすら始めかねない人間ですよ。」と続けた。
Ｎ先生は、明るくカラカラと笑って、すぐに用紙を引っ込めてくれた。何を思っていたかは知らない。「やっぱり平居さんって変わってるわ･･･」といったところだろう。ここに含まれる問題は深刻だが、雰囲気は楽しかった。ちゃん、ちゃん。
