平成59年までにM9の巨大地震?

 特に何の脈絡もなく、正に「日常」について三つ書く。

 夏休みに、教員免許更新講習というのを受けに行った話を書いた(→総論p4cおしょろ丸。それらの大学から修了証というのが届くのを待って、県に更新申請をしたところ、忘れた頃になって「更新講習修了確認書」なる紙が届いた。「次の修了確認期限は(中略)平成40年3月31日とする」というところを読んで噴き出してしまった。平成は31年4月30日で終わり、というのは、既に決まった話なのではなかったのだろうか?だから言わんこっちゃない。役所の文書を西暦表記にしてくれればよいのだ。それが他人の秩序に服することになんかなりはしない。ただの物差しである。
 私は幸いにして平成元年採用で、今までは「平成」の文書しか目にしていないからよいが、これが複数の元号にまたがったのでは、面倒なことこの上ない。日本の伝統文化のひとつとして、元号をあながち否定するつもりはないが、否応なくグローバル化が進んでいる中で、なおさら元号の使用は不便だ。
 
 冬至である。今日は閉講式。マンモス塩釜高校では、全校集会はなく、東西それぞれのキャンパスで「キャンパス集会」なるものが行われた。昔と違って、長期休暇を基準とする3学期制ではないから、集会の呼び名には苦労する。冒頭に「閉講式」と書いたのも、私の勝手な思いつきだ。
 11月の初旬から始めた塩釜神社経由の通勤(→こちら)はまだ続いている。驚くことに、この間、天候の都合で行けなかったという日が一日もない。ひたすら毎日塩釜神社だ。知らない人が見ていたら、何か悩みがあって、お百度参りでもしていると思うかも知れない(笑)。そうしていたところ、昨日のテレビの天気予報で、12月の仙台の降水量が例年の10%である、という話をしていた。ははぁ、なるほど。
 神社の境内を歩いていて、この10日ほど、年の瀬を感じることが増えた。元朝参りの準備が進んでいるからである。通行人を整理するための仮設の柵が設置されたり、誘導用の看板が立てられたり、臨時の照明装置が準備されたり、警備員の詰め所になると思しきコンテナハウスのようなものが置かれたり・・・。
 200段以上の長い階段を上るからか、この神社経由通勤はなかなかダイエットと健康維持に効果があるような気がする。ダイエット宣言をした10月末から、体重は順調に減少を続け、わずか2ヶ月で3㎏あまりも減った(BMI=23.2)。これが維持できればとりあえず目標は達成なのだが、人間というのは欲深いもので、こうなってくるといっそ理想のBMI=22まで一気に行こう!という気になってくる。1月に入ったら、一度血液のデータがどうなっているかも調べに行ってみようか?


 一昨日の河北新報を見ると、トップ記事の見出しが「道東沖M9級切迫」となっている。すわ一大事!!のわけがない。大津波を伴うM9クラスの地震が起こる可能性が、「切迫している可能性が高い」(政府地震調査委員会)と言いつつ、その確率は、向こう30年以内に7〜40%というものだ。
 バカじゃなかろうか?もちろん、今この瞬間に起こるかも知れない。だが、30年以内に起こらない可能性の方がかなり高い。そんなことを心配しながら生活するなら、もっと他に心配すべきことなんて山のようにあるだろう、と思う。こんな予測を前に、例によって「道民の命を守る責任がある」とか、「命を失う人があってはならない」などと大騒ぎをし、石油を大量に燃やして大がかりな施設を作ったり、日常生活に支障を来すような数々の対策を立てた日には、本末転倒というものである。無駄に豊かで暇な人間の愚かさを見るのはストレスだ。