QRコードのびっくり!

(1月17日付け「担任のお話」№32より②)


【QRコードのびっくり!!・・・LHR「教養講座」】

 先週のLHRは「教養講座」。私が出張で不在だったこともあり、QRコードに関する動画(「サイエンスゼロ」)を見てもらった。開発者本人が解説するというお宝映像(?)だ。翌日、副担のT先生から諸君が書いたメモ(この映像から何を学んだか?)を受け取り、読ませてもらった。映像が30分と短く、時間に余裕があった割には相変わらず雑だな(笑)と思ったが、まずまずちゃんと見て学んだようでよかった。

〈諸君のメモから〉
・QRコードにある四角形の物や何かや、30%が隠れていても読み込むことができたり、バーコードの200倍の情報が入ったりするし、0.03秒で読み込めるので、すごいと思った。
・QRコードを作ろうという発想に至ったことがすごいし、二重四角(ブログに表現できないのでこのように書いておく。QRコードを見れば、ああ、これのことか、と分かるはず)の比が1:1:3:1:1っていう少ないことを発見できたのがすごいし、2年で作ったのはエグい。(平居:理解できているかな?1:1:3:1:1は世界中の文字の中に殆ど存在しない、ということであり、それをQRコードに持ち込むと、読み取り機が、この記号は文字ではない=QRコードだ、ということを認識できるということだったね。)
・開発した人の「読み取りは100%間違わないわけではない」というのが、開発した人だから言えるQRコードの秘密なので、貴重だと思いました。
・求められたことを頭を使って工夫し、次々と解決させてQRコードを進化させていくのがすごかった。自分も誇れるような仕事がしたい。
・今まで当たり前に使っていたQRコードを、日本人が作ったのを初めて知って、とてもすごいと思いました。バーコードより高性能なものを、たった2年で作りきったことを尊敬します。
囲碁からQRコードのアイデアを得たところから、身近にも発見があるんだな、と思いました。(平居:これは、私が特に諸君に注目して欲しかった場面だ。なぜなら、これこそ正に私がよく言う「学ぶ人は何からでも学ぶ」ということだからだ。同様に、この映像を試験に出ないから見なくてもいいや、と考えた人がいたとしたら、それは「学ばない人は何があっても学ばない」ということだ。QRコードに関する妥協のない工夫と改善、それと同様のことはあらゆる物について行われている。そんなことを意識しながら、調べたり考えたりできると、「世界に羽ばたく」技術者になれると思うよ。)