2017-01-01から1年間の記事一覧

アマチュア・オーケストラ万歳!

一昨日の午後、ちょっとした仕事で仙台に行った。ダイエット中、少しでもエネルギーを使った方がいいと思い、時間があるからと駅まで歩いて行くことにした。我が家からは、多少速めに歩いて20分である。 途中、あるお店の扉に石巻市民交響楽団の演奏会ポス…

「文明の崖」を流行語大賞に!

11月5日の河北新報で、「米『進む温暖化 人類原因』」という記事を見付けた。3日に、全米気象報告書なるものが公表され、そこには「地球温暖化は進行しており、人類の活動以外の原因は見当たらない」と書かれているのだという。これはアメリカの海洋大気…

やっぱり I T 大嫌い!

NIEの研究大会について「気が向いたら明日」などと書きつつ、3日経った。気が向かなかったというよりは、時間が取れなかったのである。今日書くのも、大会についてというものではないかも知れない。 公開授業は、現代文であった。わずか11名(12名だ…

工事現場・古書店・青葉城

今日は、仙台城南高校で行われた「宮城県NIE研究大会」というのに出席した。 仙台の街を歩いていたら、あるマンションの建築現場の前で信号待ちをすることになった。時間があるので、周囲を眺め回していたところ、工事現場のまわりを囲む壁に「施工体系・…

日本の里の秋

先週の金曜日、すなわち3連休の初日は、丸々1日かけて今年最後の庭整備をした。電動草刈り機で庭の草を刈り、垣根の剪定をする。垣根の剪定とはいっても、敷地の南側がすとんと切れ落ちていているので、その縁に植えてあるマサキは、南側を刈るのがなかな…

インスタ映えする?

私は今年、2学年の副担任である。おかげで、12月に修学旅行に付いて行くことになった。担任ではないということもあるし、比較的常識ある生徒がそろっているので、特に気が重いということもない。目的地は定番、奈良、京都、大阪。 その関係で、夏休み後、…

あと14年で「致死量」

10月30日に、世界気象機関(WMO)が2016年度の地球大気中の二酸化炭素平均濃度を発表したことをきっかけとして、温暖化問題に関する新聞記事をいくつか目にした。いずれも問題の深刻さに比べると小さな記事である。 WMOによれば、それは403…

教員の政治意識

今日は強風の影響で、授業が2校時で打ち切りとなった。JRから、あと1時間くらいで列車を止める、という連絡が入ったらしい。全校生徒の半分くらいは電車で通っているので、これは由々しき事態。授業打ち切りも仕方がない。 しかしながら、今日、実は6校…

今年も鮭の季節

昨日の午後は、娘と一緒に、鴇波洗堰(ときなみあらいぜき)に鮭の遡上を見に行った(→初めての時のこと)。私としては、家族で見に行くにあたり、一昨年があまりにも不発で不興を買ったので(→一昨年の様子。なお昨年は、私が忙しくて、鮭を見に行く暇もな…

選挙と生活改善宣言

1週間、なかなか字を書く気にもなれないまま、ぼんやりと過ごしていた。その欝な気分の原因は、一つに衆議院議員選挙、もう一つは宮城県知事選挙、そしてもう一つは健康診断の結果である。 衆議院議員選挙は、マスコミが予想したとおり、与党の圧勝に終わっ…

「音の旅」最終回

今日は台風のため休校。電車も動いていないし、休校になってもやるぞと予告されていた職員会議延期の連絡も入ったので、無理に学校へ行くのを止めて自宅にいる。進路が東にずれてくれたおかげで、雨も風もたいしたことはなかったが、我が家の居間から見える…

空気と戦う博物館・・・ラボ・トーク第8回

昨晩はラボ・トーク(→説明)の第8回であった。初めての土曜日開催。今回の話者は、宮城県立東北歴史博物館(歴博)の研究員、及川規(おいかわ ただし)さん。演題は「博物館の裏仕事〜空気と戦う文化財保存の最前線」。 有機化学の専門家であり、高校教員…

アメリカの「今」ファースト

アメリカはカリフォルニアで、大規模な山火事が発生した。消えない、消えない、という報道はたくさんあったが、消えたという報道のないままに、この2〜3日、なぜかニュースにならない。 なぜこれほど大規模な山火事が起こったかについては、いろいろと分析…

小泉和裕氏を惜しむ

最近、ある中古の安いCDを見付けて買った。小泉和裕指揮仙台フィルによる、ベートーヴェンの交響曲第8番とベルリオーズのビオラ独奏付き交響曲「イタリアのハロルド」(独奏:清水直子)である。なんと、私が買った仙台フィルのCD第1号だ。一般に日本…

本当に未婚?

もう1点は、結婚している?していない?という問題だ。 と言うのも、後ろへ後ろへとページをめくっていて、ある学年くらいから女子の旧姓欄に空きが多いことにふと気付いたのだ。もちろん、それが20代か、せいぜい30代前半なら問題にはならない。既に4…

時代を映す?・・・卒業生数の推移

私は小学校3年生の時以来、「時刻表」というものを愛読している。それをあまりにも長い時間見ていたため、中学校に入る頃までに目がすっかりダメになっていた。自動車の免許更新で、視力検査ほど怖いものはない。 時刻表といえば、小さな文字と数字ばかりが…

同窓会名簿の感慨

昨日、母校である兵庫県立龍野高校の同窓会名簿というものが届いた。かつて書いたとおり(→こちら)、母校とはすっかり縁を切ったつもり、同窓会費も払ったことのない私であるが、いろいろな人の消息や、母校の卒業生がどんな分野で仕事をしているのか少し見…

選挙制度の壁と民意の謎

とうとう衆議院議員選挙が始まった。前回、「全てに優先させるべきこと」という記事を書いた時は、とにかく安倍政権だけはつぶさねば、という思いから、民進党と希望の党の合流も「是」としたのであるが、その後、民進党の議員を改憲と安保法制でふるいにか…

危うき人工環境

昨日の続きである。 さて、登山の競技大会というものをはなから馬鹿にしている私であるが、以前から、読図審査だけは点数を取れないと絶対にまずい、と生徒にしつこく言ってきた。歩いて行くとフラッグ(オリエンテーリング用のポスト)が何カ所かぶら下げて…

歩いてみたい歴史の道

昨日まで3日間、登山の新人大会に行っていた。場所は、なんと月山(山形県、1984m)!おそらく、宮城県高体連登山専門部主催の大会としては、史上初の県外開催である。何しろ数年前の噴火兆候騒ぎ以来、お膝元である蔵王連峰が使いにくい。いつも使っ…

佐伯敏子さん逝く

今朝の朝日新聞で、今月3日に佐伯敏子さんが亡くなったことを知った。97歳。 広島の被爆者で、平和公園にある原爆供養塔の「墓守」を長く続けていた。この方については、かつて一文を書いたことがある(→こちら)。結局、その後お会いすることは出来なか…

石炭火力発電所をなくすために

先週の水曜日、某所で多賀城市在住の知人に会って近況を述べ合ったりしていたところ、仙台・石炭火力発電所(仙台パワーステーション=仙台PS)の運転差し止め訴訟の原告団の一人として、仙台地方裁判所に行ってきた、と言う。仙台港付近には、現在112,…

レニングラード(2)

演奏に先立ち、パーヴォ・ヤルヴィは若干の解説をした。要点はただひとつ、ショスタコーヴィチはこの交響曲でファシズムを批判したが、ファシズムとは、ナチス・ドイツだけではなく、スターリンのソ連もであった、ということである。 これは目新しい解説では…

レニングラード(1)

今日は1日ドックということで、石巻の日赤病院に行ってきた。我が家から車で15分くらい。建てられてさほど時間が経っていないぴかぴかの建物で、検診は順調に終わった。これは、私が1日ドックで世話になった3つめの病院である。おそらく、1日ドックに…

ジョルジュ・ルオー

昨日は仙台で山仲間と痛飲してそのまま泊まり、今日は多少二日酔い気味の体で、宮城県美術館に懸案だったルオー展を見に行った。美術館に行くのは、シャガール以来4年ぶりである(→その時の記事)。 ジョルジュ・ルオー(1871〜1958年)は、小林秀…

全てに優先させるべきこと

事前に言われていたとおり、衆議院が臨時国会の冒頭で解散された。ひどい。あまりにもひどい。森友・加計の疑惑隠しであるのはもちろん、民進党の混乱に乗じた卑劣きわまりない解散である。世界史を見渡せば、今の安倍政権が「最悪だ」とは言えないが、およ…

ダニアレルゲン その後

今年の1月に、愚息の布団のダニアレルゲン調査の結果について一文を書いた(→こちら)。愚息の布団には、関東地方のぜんそく患者の布団にいるダニの160倍のダニが生息していながらぴんぴんしている、という話であった。その結果が届いたとき、また次の調…

学位記授与式

今日は、大学で学位記授与式というものがあった。この年になって、なんだか気恥ずかしいような気もしたので、どうしようかな、とためらったが、2度とある機会でもないし、9月という日本では中途半端な時期に、どの程度の式が行われるのか見てみたいという…

自分を伸ばすのは自分

昨日午後は、組合主催の教育研究集会(教研)、「秋の教育講座」であった。私も主催者の一人で、後半の分科会では講師にもなった。組合の層の薄さを象徴する。 集まったのは42名とのことだが、本部役員を含むので、実際には35人くらいと思った方がいい。…

ウードとタブラの夜

昨晩は、石巻のライブハウス、ラ・ストラーダにウードとタブラのセッションを聴きに行っていた。アラブの民族楽器でリュートの原型・ウードにしても、表現力豊かなインドの太鼓・タブラにしても、石巻、いや宮城で聴けるチャンスは非常に少ない。まして、元…