スポーツ

投手泣かせの大選手

先日、プロ野球のMVPと新人王についての記事を書いた(→こちら)。その時、実は契約更改が気になる選手が一人いるのだ、ということを書いた。そうしたところ、その選手は、私が記事を書いたその日に契約更改があったらしく、翌日の新聞に載っていた。なん…

この「1票」は価値あり!

一昨日、最優秀選手(MVP)と最優秀新人(新人王)の選考が行われた。このニュースを耳にすると、プロ野球もシーズンの終了を実感する。 昨日、それらについての新聞記事を読みながら、ひどく気になったことと、釈然としないことがあったので、書いておく…

えらいぞ石巻 & 中東の笛

台風が通過して9月になった。暑い。もちろん、西日本に比べれば「暑い」うちには入らない、というのは分かっているが、湿度も高いし、狭い教室で授業をするには嫌な暑さだ。 以前、日和大橋の歩道のコンディションについて一文を書いたことがある(→こちら…

謝罪は感情的

また台風が来たので、仙台港での自動車運搬船見学は中止。残念!! さて、オリンピックも高校野球も終わって、スポーツ気違いの子供たちも、テレビ、テレビと言わなくなった。なんだか、一つの狂騒が終わると、秋風が吹いているかのような気持ちになるから不…

運動部活動はどうあるべきか(2)

(飲酒と家族サービスに忙しかったので、少し時間が空いた。熟考していたわけではない。) このような難しい葛藤の中で、なし崩し的に競技団体の言いなりになり、ほとんど無制限放任状態になっている運動部について、自分の意思を明確に言い切りたいとする神…

運動部活動はどうあるべきか(1)

昨日の続きなのだが、なにしろ話題が大きいので、即席で話を上手く整理する自信がない。草稿だと思って読んでもらえるといい。必要有りと感じれば、いずれ大改訂するかも知れない。なお、これ以前の私による最もまとまった部活動論は、こちらである。一読し…

野球の国際大会を考える

日本シリーズが終わったも束の間、プレミア12なる国際試合が開催され、我が家の野球小僧はテレビにかじりついていた。先週末、それがようやく終わった。 これまでたびたび書いてきたとおり、私も、「熱狂的」とか「気違い」とまでは言えないものの、まあま…

投球制限を突破口に

5日の朝日新聞「ひと」欄で、岡本嘉一さんという放射線科医(画像診断医)が取り上げられていた。筑波大学付属病院で、各科から送られてくるMRIの画像を見るのが仕事らしいが、幼いうちから肘や肩を酷使して、野球が続けられなくなる少年が多いことに胸…

訂正できることは訂正すべきだった

プロ野球のクライマックスシリーズが始まった。よく言われることだが、1年間の積み重ねの結果としての順位を、わずか3試合や6試合でひっくり返せるというのは困ったことである。野球の試合を見られるのはいい。だが、毎年、手に汗握るような白熱した試合…

ヨットレースの楽しさ

そう言えば、先々週、仙台空港に行くために仙石・東北ラインの快速列車に乗ったところ、旧知のS先生と同席することになった。S先生は、私よりも25歳くらい上で、同僚として接したことはないが、部活のOB会で何度かお会いしたことがあった。前々任校の…

気になるプルーン

宮水は始業式が8月24日だったので、授業が始まってから既に1週間が過ぎた。「異常気象」という言葉は、例年並みの時にこそ使いたくなるほど、日本全国で頻繁に語られる言葉となっているが、石巻でも今まさに異常気象。 まるで嫌がらせのように、夏休みが…

空振りの「こどもまつり」

連日、似たような話になって恐縮だが、新年度初日となる昨日は、休みを取って、家族でコボスタに行った。楽天の「こどもまつり」ということで、予め申し込みをしておくと、外野指定席のチケットを子供無料、大人1000円で手に入れることができたのである…

パレスチナに拍手を、得点はチームのもの

サッカーのアジアカップ1次リーグを、日本代表が1位通過したというのは結構なことである。今日は私も試合を見ていた。2対0というのは「大差」と言うほどではないが、比較的安心して見ていられる試合内容だったと思う。いつも不思議に思うのだが、どちら…

選手を育てるという「文化」

いささか手前味噌な話になるし、あるいは、誰にとってもよくあることかも知れないが、私が言っていたことがあとから現実になる、ということが時々ある。それが最近は増えているような気がする。もちろん、少しは気分がいい。 最も典型的なのは佐村河内守事件…

2軍で育つ「夢」

6月15日に楽天の2軍戦(対日本ハム)を見に行ってご機嫌になった話を書いた(→こちら)。その際、「都合が付けば、これから時々2軍の試合には足を運んでもいいな、と思いながら、いい気分で帰ってきた」と結んだ私は、有言実行、8月24日のロッテ戦、…

高校野球宮城大会決勝

昨日の「オーシャンキャンパス」は、思ったほどひどい雨にもならず、そこそこの来場者もあって、いいイベントになった。 今日は、高校野球宮城県予選の決勝戦(利府×佐沼)を見に行った。 宮城県は「仙台育英」「東北」という私学の二強が圧倒的に強く、この…

2軍戦も捨てたもんじゃない

妻が「部活」でしばしばいないので、父子家庭の日が増えている。先週末は、遂に2日間とも父子家庭であった。土曜日は市内に住む友人宅に行ってバーベキュー、そして昨日は、W杯サッカーの試合が終わると、楽天イーグルス利府球場に、楽天の2軍の試合を見…

励まされたのは「DeNA」?

(11月8日付け学級通信より) 楽しみにしていた日本シリーズも終わってしまった。地元・楽天が優勝できて、まずはよかった。感想は二つ。 一つ目。第6戦で田中が負けた時、私も、もうダメだ、と思った。この日勝って日本シリーズ終了、という思いは、誰…

運命を分けたゴールキックとペナルティキック

父子家庭をしていた昨日は、子守も兼ねて、県サッカー場に宮水のラグビーの試合(花園予選)を見に行った。対戦相手は、県総体で惜敗した利府高校である。 いやぁ、実にすばらしい試合を見せてもらった。これほど手に汗握ってスポーツの試合を見たのは、久し…

大相撲の隠れたドラマ

大相撲が特別好きだというわけではないが、私はどんな分野、どんな種目であれ「一流」が大好きなので、一流の力士とその取り組みはほどほどに気にして見ている。誰のファンということもない。 初場所は昨日、日馬富士がめでたく優勝した。横綱ともなれば、優…

価値は実績によってのみ決められるべきだ

花巻東高校の大谷投手の渡米が大きなニュースになっている。日本のプロ野球球団で、ドラフト指名を予定している球団も、大いに慌てているらしい。 ま、私にはどうでもいい話である。私にとってプロ野球がどうでもいい、という訳ではない。毎年この時期に行わ…

鉄人に敬意を捧げる

(10月17日付学級通信より) 先月、食品のI先生が、佐渡で行われたトライアスロン大会に出場した。話を聞いてびっくり仰天、スイム3.8キロ、バイク190キロ、ラン42.195キロという最強の大会らしい。これは、陸前稲井駅から石巻駅まで泳ぎ、…

人間ドック・修学旅行・金本引退

(9月20日付学級通信より・・・私が水曜日に比較的時間を取りやすいものだから、最近はすっかり「木曜プリント」になっています。) 1週間以上も前の話になるが、9月7日、仙台市内の某病院に「人間ドック」というのに行った。この年齢になって、人間ドッ…

ああ高校野球

公務も私事もメチャクチャに忙しくて、とてもブログの更新などやっていられない。詳細を語る余裕もないので、とりあえずそういう事情で、更新が滞りがちになることだけ断っておきたい。 (7月12日付学級通信より) 高校野球の県予選、宮水は残念ながら1…

純粋な人は美しい!

(5月9日付学級通信より) 北高の仮設校舎に来て丸1年が経った。 さて、4月30日の夜、テレビで北海道新得高校に通う2人の高校生を追った番組を見た。北海道では珍しくない、全校生徒わずか100人の小さな学校である。2人は、それぞれラグビー部と…

「部活動」の横暴を許してはいけない

昨日の続きのような話であるが、私が、前任校の山岳部のコーチとして、時々山に付いて行くのは、私にとって決して「部活動」ではない。「社会活動」である。そもそも、多少タテマエ的なところはあるのだが、私は前顧問だからという理由でコーチになっている…

継続こそが偉大だ・・・モイヤーと山本の大記録

8日に、年が明けてから断続的に腰痛がひどいという話を書いた。そして翌日、遂に整形外科に行った。腰のレントゲン写真を4枚撮って診察室に呼ばれた。医師は写真を見ながら、こう言った。「平居さん、安心してください。病気ではありませんね。年相応の変…

校内マラソン大会

(11月16日付第2次月曜プリントより、加筆修正して転載) 今年度最後の行事とも言うべきマラソン大会が終わってしまった。初めて渡波を離れて慣れない場所でコースを設定するわけなので、担当者にとって何かと気苦労の多い大会だったが、天候に恵まれて…

登山大会・ミネザクラ・大震災

6月4日から今日までが高校総体であった。宮城県水産高校書道愛好会副顧問の私は、それに見合う居場所がない上に、高体連登山専門部から「まぜてやるから、役員として来るように」というお達しがあったので、蔵王で山を歩いていた。山の大会(競技=これに…

今更の走り初め

今日、久しぶりで走った。 ここに書いてはいなかったが、実は、12月の半ばに腰痛が再発し、走るのを中断した。その後、1週間ほどで腰痛は治まったものの、寒い時期だったこともあって、根が横着であるが故に、走るのがすっかり億劫になり、「オフ」と決め…